16.9 C
Tokyo
14.9 C
Osaka
2025 / 11 / 02 日曜日
English
加工食品製粉農水省 4月期輸入麦価 4期連続の引き下げ
〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点

農水省 4月期輸入麦価 4期連続の引き下げ

農水省は3月12日、4月期の輸入小麦の政府売渡価格を発表し、5銘柄加重平均で6万3570円/t(前10月期比4.6%引き下げ)となった。4期連続の引き下げ。

小麦の国際相場は24年9月以降、ロシアや黒海地域などの作柄懸念などによる一時的な上昇はあるが、米国の生産地の天候が良好だったことなどから現在は5ドル/bu台で推移している。為替は24年7月に1ドル162円台を記録したが、10月以降は1ドル150円台で推移。4月期の算定期間は1ドル152.7円だった。海上運賃は喜望峰経由の迂回航行によりやや上昇したものの、中国経済の減退などによる需要減を受けて下落した。

5銘柄は、カナダ産ウェスタン・レッド・スプリング(ICW)、米国産ダーク・ノーザン・スプリング(DNS)、米国産ハード・レッド・ウィンター(HRW),豪州産スタンダード・ホワイト(ASW)、米国産ウェスタン・ホワイト(WW)。

関連記事

インタビュー特集

カゴメ次期社長 奥谷晴信氏 国内、新たな成長軸を模索 国際、M&Aも視野に成長を

カゴメの次期社長(2026年1月1日付)に内定した奥谷晴信現取締役常務執行役員(一部既報)。アジア事業カンパニーやグローバルコンシューマー事業部、国際事業本部などキャリアの多くを国際事業に携わってきたが、21年以降は国内事業でも手腕を発揮。

ウーケ 花畑佳史社長 パックごはん、第4工場が来春本格稼働 国内外に新規拡大増やす

利便性と品質向上により、年々市場を拡大するパックごはん。最近はコメ価格高騰の影響や防災食への利用増加が相まって、需要はさらに伸びている。

明星食品 新提案「麺の明星 主食麺宣言!」 4つの軸の袋麺アレンジで食事性アップ

明星食品は、こだわりの麺技術で開発した商品ラインアップを全面に押し出し、新たに「麺の明星 主食麺宣言!」と銘打ったプロモーションを大々的に展開している。

イチビキ 中村拓也社長 豆みそ・たまりNo.1の矜持を 人口減睨み業務用・海外強化

安永元年(1772年)創業の醸造・食品メーカー、イチビキ。今年6月20日付で同社社長に就いた中村拓也氏は、98年入社。

「大豆ミート」対談 マルコメ・日本製鋼所 次世代型食品へ課題と提言

健康志向が高まり、プラントベースフード(PBF)にも関心が集まる中、2023年9月に大豆ミートメーカー5社が発起人となり、「日本大豆ミート協会」が設立された。

〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点

〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点