西日本食品工業の主力商品「はるさめスープ 太平燕」は「第84回ジャパン・フード・セレクション」の食品・飲料部門において総合得点94点を獲得し最高賞となるグランプリを初受賞した。
「ジャパン・フード・セレクション」は一般社団法人日本フードアナリスト協会が2013年から行っている食品・食材の評価・認証制度。フードアナリスト資格者により「味」「製法」「デザイン」など100以上ある細かなチェック項目に基づき厳正に評価される。
今回「はるさめスープ 太平燕」がグランプリを受賞した主な要因として、「もちもちとした国産春雨の食感」「スパイスの効いたスープ」「様々な具材とのアレンジが可能な汎用性の高さ」「常温保存できる利便性」が高く評価された。
同社は1950年の創業から75年目を迎える九州エリアきっての春雨老舗メーカーとして知られる。本商品は3年前にメーンの春雨を輸入品から自社製造の国産春雨(鹿児島県産甘藷澱粉+北海道産馬鈴薯澱粉)に変更。スープも自家製で熊本県天草の塩を使用し熊本の味を再現する等の大幅なリニューアルを施した。地元のソウルフードを全国区にしたいという思いを込めて太平燕と国産春雨のさらなる認知拡大を目指して熊本の郷土料理「太平燕(タイピーエン)」を手軽に楽しめるスープとして開発された。
また同社では熊本地震からの復興支援の一翼を担うべく、商品の売上の一部を復興支援金として寄付している。
長田和也社長は「(今回のグランプリ初受賞をきっかけに)『はるさめスープ 太平燕』の全国的な認知拡大を進め、国産春雨の魅力を広める活動を強化する。引き続き消費者の皆さま方により美味しく食べていただけるレシピ提案や新たな販路開拓に注力していく」と意気込みを語っている。
![]() |
![]() |