9.2 C
Tokyo
14.6 C
Osaka
2025 / 12 / 23 火曜日
ログイン
English
飲料系酒類知る人ぞ知るサワー 居酒屋で愛される味が缶に 「サッポロサワー 氷彩1984」

知る人ぞ知るサワー 居酒屋で愛される味が缶に 「サッポロサワー 氷彩1984」

商品のバラエティがますます広がる缶チューハイなどのRTD市場にあって、「濃いめのレモンサワー」「男梅サワー」をはじめ個性的なブランドポートフォリオを展開するのがサッポロビールだ。さらに今回、ひときわ異彩を放つ新顔が加わった。

2月18日から全国発売するのは、食事にも合うプレーンサワー「サッポロサワー 氷彩1984」。そのルーツは、居酒屋ブーム真っただ中の1984年に発売した無色透明のブランデー「サッポロホワイトブランデー 氷彩」にある。

その後、これをベースとした業務用の樽詰商品「氷彩サワー」が登場。知る人ぞ知るサワーとして、全国の飲食店で長年愛されてきた。

缶での発売を要望するファンの声は以前からあったといい、このほど家庭用に製品化した。

キャッチコピーは「サワーにも、名酒があった。」。これまで食中酒にレモンサワーや無糖チューハイなど無難な選択をしていた人や、自分の定番ブランドを探求している人に向け、確かなおいしさで高い満足感と納得感の提供を目指す。

割って飲むタイプ「サッポロサワー 氷彩1984素」㊨も
割って飲むタイプ「サッポロサワー 氷彩1984素」㊨も

12月11日の発表会で同社ビール&RTD事業部の永井敏文部長は、RTD市場成長の要因として食中酒需要の拡大、リーズナブルであることとともに「酒場文脈」を挙げた。

「過去のブームを経て、居酒屋があらためて若い人たちに支持されるようになってきた。常に進化を遂げるRTD市場では、新しい価値をどう提案できるかが重要。『氷彩』で酒場文脈をとらえ、これまでにない楽しさを発信していきたい」。

「サッポロサワー 氷彩1984」はアルコール度数7%。350㎖(税別参考小売148円)、500㎖(200円)。ソーダで割って飲むRTS製品も、500㎖びん(25度、650円)と業務用の1.8㎖PET(40度、2900円)を発売する。

関連記事

インタビュー特集

米国の認証機関として、米国輸出への総合支援に自信 認証だけでなく、企業の社会的信頼を高める仕組みづくりもサポート ペリージョンソン ホールディング(PJR) 審査登録機関

ペリージョンソン ホールディング(TEL03-5774-9510)は、ISO認証、ビジネスコンサルティング、教育・研修事業を通して顧客のサステナビリティ活動の普及に尽力。

国際的情報豊富な感覚で審査を展開 細分化したフードセクターに精通した審査員多数 SGSジャパン(SGS) 審査登録機関

SGSはスイス・ジュネーブに本拠を置き、試験・検査・認証機関としては世界最大級の規模である。世界115カ国以上に2500以上の事務所と試験所を有し、各産業分野における検査や試験、公的機関により定められた規格の認証などを行っている検査・検証・試験認証のリーディングカンパニーである。

キンレイ「鍋焼うどん」、さらにおいしく進化 自社工場でかつお節を削り出した理由とは 50年のこだわり脈々と

キンレイの冷凍具付き麺「お水がいらない」シリーズが販売好調だ。2010年に立ち上げ、昨24年までに累計2億食以上を販売している。

日本酒「獺祭」輸出4割増 「海外トップブランドが強み」桜井社長

清酒「獺祭」の輸出が世界各国で伸びている。前9月期は総売上高213億円(前年比9%増)のうち、輸出実績(未納税含まず)は79億円、実に4割増だった。

日清オイリオ久野社長 価格改定の早期完遂目指す 家庭用、中長期視点で強化

日清オイリオグループの久野貴久社長は、喫緊の課題として価格改定の早期完遂と、ホームユース(家庭用油)の販売強化に取り組む方針を示した。