12.7 C
Tokyo
10.9 C
Osaka
2025 / 11 / 04 火曜日
English
その他各種イベント・展示会・講演会親子手づくり餃子教室 モランボンが食育活動
〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点

親子手づくり餃子教室 モランボンが食育活動

モランボンは手づくり餃子教室の開催を中心に食育活動に取り組んでいる。2008年から続く教室は24年から本格的に再開。現在月1回のペースで開かれ、その参加者は10月時点で延べ1万8354人に上る。11月16日にも東京都府中市の同社本社で「親子手づくり餃子教室」を開催。午後の部では親子24人が餃子づくりに挑戦した。

同社は家庭での手づくり餃子を普及するため、社員を対象に手づくり餃子講師育成プログラム研修を実施している。餃子に関する食文化や調理の講習、筆記テストと実技テストを経て、合格者が手づくり餃子講師として認められるプログラムで、10月時点で272人の講師が在籍。小売業とのタイアップを含む各地の餃子教室などで手づくり餃子を普及する活動に取り組んでいる。

モランボンは、本社や工場などの拠点近くの学校を訪問する出前授業も実施している。同社のSDGsの取り組み、食品メーカーの課題などに関する授業を通じて、将来の持続可能な社会づくりの担い手を育てる狙いだ。

また、食育推進全国大会に出展。手づくり餃子教室を通じ、手づくりの楽しさを伝える活動にも取り組んでいる。

16日に開かれた「親子手づくり餃子教室」では、3つの栄養素(たんぱく質、ビタミン類、炭水化物)をバランスよく摂れる料理として餃子を紹介。餃子のおいしい包み方と焼き方を伝授した。参加者は餃子の包み、焼きに挑戦し、手づくり餃子を実食。手づくりの楽しさ、手づくり餃子のおいしさを体感した。参加者には特製あんベラ、手づくり餃子認定証が贈られた。

モランボンは中華皮のトップメーカーとして、餃子の皮12種類、春巻の皮2種類などを展開している。包みやすさ、焼き上がりの良さに加えて、もちもちとした食感を追求していることが特徴となっている。餃子の皮だけでも「餃子の皮」に加え、「大判餃子の皮」「もち粉入り餃子の皮」「うす皮餃子の皮」など、様々なニーズに対応していることもポイントだ。

関連記事

インタビュー特集

カゴメ次期社長 奥谷晴信氏 国内、新たな成長軸を模索 国際、M&Aも視野に成長を

カゴメの次期社長(2026年1月1日付)に内定した奥谷晴信現取締役常務執行役員(一部既報)。アジア事業カンパニーやグローバルコンシューマー事業部、国際事業本部などキャリアの多くを国際事業に携わってきたが、21年以降は国内事業でも手腕を発揮。

ウーケ 花畑佳史社長 パックごはん、第4工場が来春本格稼働 国内外に新規拡大増やす

利便性と品質向上により、年々市場を拡大するパックごはん。最近はコメ価格高騰の影響や防災食への利用増加が相まって、需要はさらに伸びている。

明星食品 新提案「麺の明星 主食麺宣言!」 4つの軸の袋麺アレンジで食事性アップ

明星食品は、こだわりの麺技術で開発した商品ラインアップを全面に押し出し、新たに「麺の明星 主食麺宣言!」と銘打ったプロモーションを大々的に展開している。

イチビキ 中村拓也社長 豆みそ・たまりNo.1の矜持を 人口減睨み業務用・海外強化

安永元年(1772年)創業の醸造・食品メーカー、イチビキ。今年6月20日付で同社社長に就いた中村拓也氏は、98年入社。

「大豆ミート」対談 マルコメ・日本製鋼所 次世代型食品へ課題と提言

健康志向が高まり、プラントベースフード(PBF)にも関心が集まる中、2023年9月に大豆ミートメーカー5社が発起人となり、「日本大豆ミート協会」が設立された。

〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点

〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点