8.9 C
Tokyo
11 C
Osaka
2025 / 12 / 29 月曜日
ログイン
English
飲料系酒類日本の「伝統的酒造り」 ユネスコ無形文化遺産に

日本の「伝統的酒造り」 ユネスコ無形文化遺産に

日本酒、本格焼酎・泡盛など日本の「伝統的酒造り」が、ユネスコ無形文化遺産の代表一覧表に登録される見通しとなった。文化庁によると、11月5日に無形文化遺産保護条約政府間委員会の評価機関より「記載」の勧告があった。

関係団体と登録に向け取り組んできた日本酒造組合中央会は「2013年の『和食 日本人の伝統的な食文化』に続き、『伝統的酒造り』がユネスコ無形文化遺産に登録されることを期待している。こうじ菌を使って醸される、日本酒、本格焼酎・泡盛、本みりんの技術と文化をしっかりと継承していくとともに、その魅力をさらに内外に広めていきたい」としている。

12月2~7日にパラグアイで開催される第19回政府間委員会で最終決定される見込み。

文化庁によると、日本の「伝統的酒造り」は近代科学が普及する500年以上前に原型が確立された。杜氏や蔵人らが経験の蓄積によって探り出し、手作業の技として築き上げたもの。また酒は日本人の生活や文化とも密接にかかわる。世界各地で交流や対話の促進にも貢献できるとしている。

関連記事

インタビュー特集

小川珈琲、バリスタ育成とコーヒー産地での活動に先駆的に取り組みブランド力向上 基盤強固に新事業を展開 宇田吉範社長CEOが意欲

9月1日から現職の宇田吉範代表取締役社長/CEOは、バリスタとコーヒー産地での活動に先駆的に取り組み、小川珈琲のブランド力を引き上げた立役者。

米国の認証機関として、米国輸出への総合支援に自信 認証だけでなく、企業の社会的信頼を高める仕組みづくりもサポート ペリージョンソン ホールディング(PJR) 審査登録機関

ペリージョンソン ホールディング(TEL03-5774-9510)は、ISO認証、ビジネスコンサルティング、教育・研修事業を通して顧客のサステナビリティ活動の普及に尽力。

国際的情報豊富な感覚で審査を展開 細分化したフードセクターに精通した審査員多数 SGSジャパン(SGS) 審査登録機関

SGSはスイス・ジュネーブに本拠を置き、試験・検査・認証機関としては世界最大級の規模である。世界115カ国以上に2500以上の事務所と試験所を有し、各産業分野における検査や試験、公的機関により定められた規格の認証などを行っている検査・検証・試験認証のリーディングカンパニーである。

キンレイ「鍋焼うどん」、さらにおいしく進化 自社工場でかつお節を削り出した理由とは 50年のこだわり脈々と

キンレイの冷凍具付き麺「お水がいらない」シリーズが販売好調だ。2010年に立ち上げ、昨24年までに累計2億食以上を販売している。

日本酒「獺祭」輸出4割増 「海外トップブランドが強み」桜井社長

清酒「獺祭」の輸出が世界各国で伸びている。前9月期は総売上高213億円(前年比9%増)のうち、輸出実績(未納税含まず)は79億円、実に4割増だった。