飲料系酒類一次産業のピンチをチャンス...

一次産業のピンチをチャンスに キリン「一番搾りACTION」 新しいおいしさづくり応援

 気候変動や担い手不足など、さまざまな課題に直面する日本の一次産業。「キリン一番搾り生ビール」は、ピンチをチャンスに変えるべく「新しいおいしさ」づくりに取り組む生産者を応援する「一番搾りACTION」をスタートさせる。

 「日本の生産者は、さまざまな課題に直面。このままでは日本の“おいしい”を未来につなげることが難しくなる。『一番搾り』を通じて何か支援できることがないかと考えた」。7月22日の発表会で、キリンビールの今村恵三執行役員=写真㊨=が説明した。

 全国47都道府県で“新しいおいしさ”づくりに挑戦する生産者を支援する「一番搾りACTION」。ピンチを乗り越えようと奮闘する生産者を応援するため「一番搾り」の売上の一部を寄付するとともに、パッケージの二次元コードなどから専用サイトにアクセスし、応援したい生産者を選んで寄付することもできる仕組みだ。

 発表会にはブランドアクションを伝える新CMに出演する堤真一さん=同㊧から2人目、小芝風花さん=同㊨から2人目=とともに、新しいおいしさづくりに取り組む2人の生産者も登場した。

 福井県で暑さに強いコメづくりに挑戦する宮嵜恵介さん=同中央㊧=、海水温上昇による生態系変化で発生する商品価値のない“痩せウニ”を養殖して高品質なウニへと育成している岩手県の眞下美紀子さん=同㊨。CMでは堤さんと小芝さんがそれぞれの生産現場を訪ね、先進的な取り組みを紹介している。

 この日、生産者としての思いを伝えた2人は「おいしいと言ってもらえることが生産者の活力になる」(宮嵜さん)、「小芝さんの笑顔をみて涙が出そうになった。食は人を幸せにすると思う。プロジェクトを通じ、日本中においしさを届けていきたい」(眞下さん)と意欲をみせた。

 「『一番搾り』は発売以来36年、日本の食とともに歩み、多くのお客様の食卓や飲食店でおいしいものと一緒に親しまれてきた。食の恵みへの感謝を形にしながら、日本の食の未来に貢献したい」(今村執行役員)。

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