ダノンジャパンは、国内で製造する「ダノン」ブランドのヨーグルト製品で、賞味期限を延長すると明らかにした。2025年1月中旬出荷分から賞味期限を延長した製品の出荷を開始し、2月1日出荷分から完全切り替えとなる。
延長後の賞味期限は42日間を計画。対象ブランドと延長前の賞味期限は「ダノン ビオ」「ダノンヨーグルト」(フルーツ)、「ベビーダノン」「プチダノン」が33日、「ダノン オイコス」「ダノンヨーグルト」(プレーン)が39日。なお、原材料表示などの変更はない。
同社の国内製造ヨーグルト製品は従来から、一般的なヨーグルトよりも長めの賞味期限となっている。
これは「時間が経っても酸っぱくなり過ぎず、まろやかな酸味を保つことができるダノン独自の乳酸菌を選び、時間の経過につれて増加する乳清(「ホエイ」とも呼ばれるヨーグルトの上にたまる水分)やフルーツの色の変化などを抑える創意工夫をし、厳格な製造プロセスや品質管理を行っているため」(ダノンジャパン)。
今回、食品ロス削減の推進に向けた農林水産省の呼びかけを受け、賞味期限の延長を保証するための試験を実施し、延長しても安全・品質に問題ないことを確認できたことから賞味期限延長を決めた。