コカ・コーラシステムは秋冬のコーヒーシーズンに向け、「コスタコーヒー」ブランドの旗艦商品「フラットホワイト」に磨きをかけた新商品「ベルベットフラットホワイト」を10月14日から「フラットホワイト」との順次切り替えで発売している。
飲用者のさらなる拡大が目的。
10月11日、取材に応じた日本コカ・コーラの篠原暁子マーケティング本部コーヒーカテゴリー事業本部シニアブランドマネジャーは「ホットでもコールドでもお店の味に近い味わいで、カフェのユーザーなど、こだわりを求める方にきっと気に入っていただける商品。一人でも多くの方に飲んでいただきたい」と胸を張る。
「ベルベットフラットホワイト」は、ベルベットの名の通りなめらかなミルク感が最大の特長。
「ミルクのリッチ感のある味わいを作り出すミルクブースト技術と、独自の製造ラインによって、よりリッチなミルク感に仕立てている。ラテを飲まれる方はミルク感を重視されるため、ミルク感をより強化した」と語る。
温冷兼用パッケージでの販売となり、マグカップなどに中身を移して温めれば自宅でもホット飲用が可能。パッケージはゴールドを基調とし、プレミアム感を強調した。
新商品発売に伴い、コミュニケーションも強化。ブランドアンバサダーの綾瀬はるかさんを起用したデジタル広告を展開する。
発売を記念し、インスタグラムを活用した写真投稿キャンペーンも実施する。
参加者から抽選で100人に、「ベルベットフラットホワイト」2本とオリジナルコースターを詰め合わせたオリジナルギフトボックスがプレゼントされる。
「コスタコーヒー」ブランドは1-8月、計画通りに推移。「ジョージア」とは異なるユーザーを獲得している。
「『ジョージア』と比べて、女性のユーザーが多く、午後の飲用が多いという特長がある。全方位的な『ジョージア』に対し、『コスタコーヒー』はカフェや手淹れのコーヒーのユーザーをターゲットにしており、異なる位置づけをされている」と手応えを述べる。