日本気象協会 biz tenki
業務用久世 人手不足対策へ提案強...

久世 人手不足対策へ提案強化 秋冬展示会「フードサービスソリューション」

首都圏を地盤とする業務用卸の久世は9月10~11日、東京・池袋サンシャインシティ文化会館で展示会「フードサービスソリューション2024秋冬」を開催した。出展メーカー数は236社(前回比22社増)、小間数251・5小間(久世ブース58小間)、出展アイテム数は4094品。来場予定者数は2日間で3700人。

人手不足や付加価値の向上、収益確保など業務用ユーザーが抱える課題に焦点をあて、「深刻化する人手不足を乗り切るための商品や情報を提供し、お客様それぞれの最適解を見つけてもらう提案に力を入れた」(同社)。

久世のオリジナル提案コーナーでは、食材のポテンシャルを引き立てる「KUZE LABO」コーナー、鮮魚や畜肉、冷凍果実などの素材品、付加価値の取れるドリンク・デザート、厨房機器メーカーと連携した省力化メニューの提案が目立った。

そのほか「メイキット」「ドルチェーゼ」など久世のオリジナルPB商品のほか、JFSA商品の提案も強化した。

久世真也社長
久世真也社長

久世真也社長は記者会見で、第1四半期までの業績概況と今後の方向性について説明。法人需要やインバウンド、観光レジャーの回復で外食市場は回復傾向にある一方で、「物価高の影響もあり個人消費の先行きは不透明」としたうえで、「今期で創業90周年を迎え、次の100周年に向けて持続可能で質的な成長を目指していく」考えを強調した。

また、物流拠点の整備では8月に蓮田DC(埼玉県蓮田市)を開設。コロナ禍からの回復が進む中で、物流キャパシティを拡充し、お客様の利便性向上と業務効率化を推進。本社のキッチンスタジオもリニューアルが完了。新たな厨房機器を導入し、ユーザーとのコミュニケーションを促進し、提案活動を強化する。

関連記事

インタビュー特集

ごま・きな粉の真誠 冨田博之社長 新領域への挑戦果敢に 「おつまみ」で新たな売場開拓

ごま・きな粉の真誠(愛知県北名古屋市)の25年12月期連結売上高は104億6100万円となった。前年をやや割り込んだものの、価格改定や相場変動で一部原料ごまの価格が軟化したことなどから粗利が改善、営業増益とした。

生産現場が潤う農業を 安定供給と安定価格実現 アムハイドロ・パシフィック ポール・マイルズ社長

気候変動や耕作地の減少、後継者不足など農業が抱える課題は多い。農作物を扱う流通・小売業にとっても、天候に左右されやすい不安定な供給量とそれに合わせた価格の変動など、問題点はいくつも挙げられる。

“お米の新たな発酵食品” 代替肉CoMeat®需要創出に挑む 跡部季子取締役

プロテインクライシスが叫ばれる昨今、キノコなど糸状菌から作られる代替肉(マイコプロテイン)が注目を集めている。2021年設立のアグロルーデンス(佐賀清崇社長)は、お米と麹で作った新たな発酵食品CoMeat®を展開。

Mizkan フルーティス刷新(後編) 「新・果実体験」を提供 リフレッシュしたい時に

Mizkan(以下ミツカン)は今春、食酢飲料「フルーティス」ブランドをリニューアルした。家庭用では業務用で人気の「シャインマスカット」「あまおう」「白桃」を、家庭用・業務用の双方で「ざくろ」を新発売した。

Mizkanフルーティス刷新(前編) 果実のおいしさが主役の新製法 マーケティング本部 田中菜々美氏に聞く

Mizkan(以下ミツカン)は今春、食酢飲料「フルーティス」ブランドをリニューアルした。