10.6 C
Tokyo
12.7 C
Osaka
2025 / 12 / 19 金曜日
ログイン
English
加工食品乳製品・アイスクリームハーゲンダッツ ジャパン 40周年記念し原宿で体験イベント 仕掛け充実「ハピネスファクトリー」

ハーゲンダッツ ジャパン 40周年記念し原宿で体験イベント 仕掛け充実「ハピネスファクトリー」

8月10日で創業40周年を迎えるハーゲンダッツ ジャパンは、体験型ポップアップイベント「Häppiness Factory(ハピネスファクトリー)」を8月21日まで東京・原宿で開催している。

赤を基調とした40周年の祝福感漂うファクトリー内では「あなたと創るしあわせ」をテーマに、バニラの香り体験や抹茶の石臼体験、映像やクイズなど楽しい仕掛けで品質へのこだわりを伝える。

7月29日のメディア向け内覧会で五十嵐享子社長は「40年間続けてきた真摯なものづくりを多くの方に体感していただき、お客様と一緒に特別な年にしたい」と意欲を述べた。

同社がプレミアムアイスのトップブランドであり続ける理由については「ショップを起点にブランディングしていったことがかなり大きい。銀座や青山などの一等地で“あの頃の日本の盛り上がり”ではないが、店が象徴のようになって誰もが行きたがる店舗を作り上げたことが大きかった」と分析した。店舗展開の可能性については「1度終わらせているということはやり終えたと判断している。またどこかのタイミングでというのは考えていない」とし、今後は長年築き上げたプレミアムアイスとしてのブランド力を維持しながら、顧客の嗜好変化に合わせた価値提案やコミュニケーションを行う。

「ストロベリー」のエリア
「ストロベリー」のエリア

ファクトリー内には4つのエリアを設けた。定番フレーバー「バニラ」「ストロベリー」「グリーンティー」の各エリアでは、バニラに使用するマダガスカル産バニラビーンズの複雑で深い香りを体感できる香り体験や、グリーンティーに使用する抹茶の石臼挽き体験などが充実。

ハーゲンダッツの濃厚な味わいの秘密であるオーバーラン(空気含有量)の違いが体感できるエリアでは、実際に試食してどちらが空気含有量の少ない(密度が高い)本物かを当てるクイズも用意した。ファクトリー見学後は波多江篤シェフ監修の限定パフェの3種類いずれかが楽しめる。

イベントは事前予約制。参加費は試食付き体験コンテンツとパフェ1食付きで1千500円。所要時間目安は40~50分。

関連記事

インタビュー特集

米国の認証機関として、米国輸出への総合支援に自信 認証だけでなく、企業の社会的信頼を高める仕組みづくりもサポート ペリージョンソン ホールディング(PJR) 審査登録機関

ペリージョンソン ホールディング(TEL03-5774-9510)は、ISO認証、ビジネスコンサルティング、教育・研修事業を通して顧客のサステナビリティ活動の普及に尽力。

国際的情報豊富な感覚で審査を展開 細分化したフードセクターに精通した審査員多数 SGSジャパン(SGS) 審査登録機関

SGSはスイス・ジュネーブに本拠を置き、試験・検査・認証機関としては世界最大級の規模である。世界115カ国以上に2500以上の事務所と試験所を有し、各産業分野における検査や試験、公的機関により定められた規格の認証などを行っている検査・検証・試験認証のリーディングカンパニーである。

キンレイ「鍋焼うどん」、さらにおいしく進化 自社工場でかつお節を削り出した理由とは 50年のこだわり脈々と

キンレイの冷凍具付き麺「お水がいらない」シリーズが販売好調だ。2010年に立ち上げ、昨24年までに累計2億食以上を販売している。

日本酒「獺祭」輸出4割増 「海外トップブランドが強み」桜井社長

清酒「獺祭」の輸出が世界各国で伸びている。前9月期は総売上高213億円(前年比9%増)のうち、輸出実績(未納税含まず)は79億円、実に4割増だった。

日清オイリオ久野社長 価格改定の早期完遂目指す 家庭用、中長期視点で強化

日清オイリオグループの久野貴久社長は、喫緊の課題として価格改定の早期完遂と、ホームユース(家庭用油)の販売強化に取り組む方針を示した。