日本気象協会 biz tenki
流通・飲食小売名古屋のイオン今池店 老朽...

名古屋のイオン今池店 老朽化で閉店 今後は未定

イオンリテール東海カンパニーが現在運営する最古の店舗「イオン今池店」が2月29日、営業最終日を迎え、多くの来店客に見送られ54年の歴史に幕を閉じた。

店舗は名古屋市千種区で1969年、ダイエー今池店として誕生し、2015年にイオン今池店に屋号を変更した。都心部にありながら近隣には提携の大型駐車場があり、幅広い層の利用者がいる人気店だった。一方、開業から54年で施設の老朽化が目立ったうえ、限られた店舗スペースでエスカレーターは上りしか設備されていないなどサービス面が行き届かない課題があった。簡単な改装では改善は難しいと判断し閉店に踏み切った。

最終日の店内では、54年の歴史をつづる写真パネルや来店客から寄せられたメッセージを掲示。営業終了を知った近隣住民らが食品レジで長い行列を作った。

閉店後に行われたセレモニーでは、泰山亨店長が「今ではイオンの中で最も歴史の古い店舗となった。54年間、この地で営業させていただいたのは、地域の皆さまのご支援の賜物と痛感している。私も名古屋出身で、学生のころ今池店を利用していた。とても思い入れのある店舗で、今回一時休業となるのは寂しい気持ちでいっぱいです。皆さまにはここでの思い出を心のどこかに留めていただければ、従業員一同この上ない幸せです」とあいさつした。

イオンリテールでは、老朽化に伴い施設は取り壊す予定だが、その後の活用については未定。

関連記事

インタビュー特集

ごま・きな粉の真誠 冨田博之社長 新領域への挑戦果敢に 「おつまみ」で新たな売場開拓

ごま・きな粉の真誠(愛知県北名古屋市)の25年12月期連結売上高は104億6100万円となった。前年をやや割り込んだものの、価格改定や相場変動で一部原料ごまの価格が軟化したことなどから粗利が改善、営業増益とした。

生産現場が潤う農業を 安定供給と安定価格実現 アムハイドロ・パシフィック ポール・マイルズ社長

気候変動や耕作地の減少、後継者不足など農業が抱える課題は多い。農作物を扱う流通・小売業にとっても、天候に左右されやすい不安定な供給量とそれに合わせた価格の変動など、問題点はいくつも挙げられる。

“お米の新たな発酵食品” 代替肉CoMeat®需要創出に挑む 跡部季子取締役

プロテインクライシスが叫ばれる昨今、キノコなど糸状菌から作られる代替肉(マイコプロテイン)が注目を集めている。2021年設立のアグロルーデンス(佐賀清崇社長)は、お米と麹で作った新たな発酵食品CoMeat®を展開。

Mizkan フルーティス刷新(後編) 「新・果実体験」を提供 リフレッシュしたい時に

Mizkan(以下ミツカン)は今春、食酢飲料「フルーティス」ブランドをリニューアルした。家庭用では業務用で人気の「シャインマスカット」「あまおう」「白桃」を、家庭用・業務用の双方で「ざくろ」を新発売した。

Mizkanフルーティス刷新(前編) 果実のおいしさが主役の新製法 マーケティング本部 田中菜々美氏に聞く

Mizkan(以下ミツカン)は今春、食酢飲料「フルーティス」ブランドをリニューアルした。