20.3 C
Tokyo
14.9 C
Osaka
2026 / 02 / 28 土曜日
ログイン
English
加工食品即席麺・即席食品新しいアイデア光る 災害食・キャンプ飯など続々 インスタントラーメン小学生レシピコンクール全国大会
KNOWLEDGE WORK 20260303

新しいアイデア光る 災害食・キャンプ飯など続々 インスタントラーメン小学生レシピコンクール全国大会

日本即席食品工業協会(安藤宏基理事長)が主催する「インスタントラーメン小学生レシピコンクール全国大会」が11月26日、服部栄養専門学校(東京都渋谷区)で開かれた。会場には応募総数9千429作品の中から書類選考で地区代表に選ばれた11人が集結、即席麺を使ったアイデアメニューを競った。

今年で22回目。身近なインスタントラーメンを使った「食育」として、子どもたち(対象:小学4~6年生)が材料・調理法・栄養バランス・盛り付けなどを自ら考え、家族や友人らと食について話し合う機会の提供を目的としている。後援は文部科学省、農林水産省、日本栄養士会。

農水大臣賞の渡辺さん
農水大臣賞の渡辺さん

審査のポイントは、「おいしさ」「栄養バランス」「盛りつけ」「手軽さ」「独創性」の5点。参加者は日ごろの練習の成果を発揮。地域食材の使用や栄養への配慮など個性あふれるオリジナルラーメンを次々に完成させた。審査は、協会の篠原幸治食育推進委員長(審査員長)、農林水産省の佐々木隆行食品製造課課長補佐、日本栄養士会の下浦佳之専務理事、服部栄養専門学校の中村哲西洋料理教授、料理家・栄養士の小池桂子小学校家庭科教諭の5人で行われた。

その結果、農林水産大臣賞は「災害時も水でお手軽に!栄養もとれる元気ラーメン」(渡辺藍梨さん/愛知・岡崎市立竜美丘小学校5年)に決定。災害時を想定したレシピで、水でも麺が戻ることを活用、袋麺のパッケージを容器に利用する斬新なアイデアも光った。文部科学大臣賞には「汁なし簡単担々麺風混ぜラーメン」(岡村柚芭さん/福岡・岡垣町立海老津小学校6年)を選出。おいしさはもちろん、キャンプなどでも手軽に調理でき、食欲をそそる盛り付けも評価の決め手となった。ほかにも審査員特別賞、インスタントラーメンナビ賞などが選ばれ、それぞれに賞状や副賞(図書カード、インスタントラーメン)が贈られた。

文科大臣賞の岡村さん
文科大臣賞の岡村さん

篠原審査員長が全体を講評し「どの作品も非常においしかった。参加者の皆さんは今日までに一生懸命、練習を積み重ねてきたと思う。その努力はとても大切なことでこれからも続けていって欲しい」など話した。

関連記事

インタビュー特集

Mizkan フルーティス刷新(後編) 「新・果実体験」を提供 リフレッシュしたい時に

Mizkan(以下ミツカン)は今春、食酢飲料「フルーティス」ブランドをリニューアルした。家庭用では業務用で人気の「シャインマスカット」「あまおう」「白桃」を、家庭用・業務用の双方で「ざくろ」を新発売した。

Mizkanフルーティス刷新(前編) 果実のおいしさが主役の新製法 マーケティング本部 田中菜々美氏に聞く

Mizkan(以下ミツカン)は今春、食酢飲料「フルーティス」ブランドをリニューアルした。

学生が育てるアーモンドの木 明日の社会へ価値循環 デルタインターナショナル×キャンポスブラザーズ

アーモンドの世界的産地である米カリフォルニア州でも、トップクラスの供給量を誇るキャンポスブラザーズ社。日本の販売総代理店を務めるデルタインターナショナルでは、学生の手でアーモンドの木を育てて商品化することを目指す玉川大学の...

原点は休憩中に見上げたキウイ 全国で食材発掘、生産者と企業つなぐ サッポロビールの地域創生事業

 明治9年(1876年)、北海道で新たな産業を興すべく設立された「開拓使麦酒醸造所」をルーツとするサッポロビール。創業150周年を迎える今も、その“開拓”の精神は息づく。ビール会社としての枠にとらわれない発想力を武器に、事業領域拡張の最前線で奮闘する人物に迫った。一次産業を担う各地の生産者と企業のバイヤーをつなぎ、農林水産物の需要創出をサポートするサッポロビールの地域創生事業。その原点は、外食企業のコンサルティングを手がける部署で九州の拠点に配属されていた、一人の担当者のひらめきだった。

カキ養殖の展望を聞く〈前編〉 “殻付き”市場拡大 環境変化と効率化に対応 シーパジャパン・吉本剛宏社長

瀬戸内海で養殖カキが甚大な被害を受け、生鮮市場だけでなく加工メーカーや流通にも影響が及んでいる。こうした中、従来の養殖方法とは異なるシングルシード養殖法が注目されている。