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流通・飲食小売ベイシア 初の都市型・テナントイン 人口減見据え可能性探る 「Foods Park 津田沼ビート店」

ベイシア 初の都市型・テナントイン 人口減見据え可能性探る 「Foods Park 津田沼ビート店」

ベイシアは10月25日、千葉県船橋市に同社初の都市型店舗「ベイシア Foods Park 津田沼ビート店」(以下、津田沼店)を開店した。人口減少を見据えて都市部出店の可能性を探るトライアル店舗と位置付け、従来と異なるニーズに新たな売場づくりで応える。

津田沼店をオープンしたのは、JR津田沼駅徒歩2分にある「津田沼ビート」の地下1階。今年3月に開店した地上6階・地下1階の商業施設で、スターバックス・無印良品・ABC-MARTなどが出店している。

津田沼駅近辺は若年層をターゲットに再開発が進んでいるエリアで、千葉県全体と比べて20~40代の比率が高い。なかでも30代の比率が高く、単身世帯が約半数を占めている。

売場と動画サイネージをリンク(ベイシア Foods Park 津田沼ビート店)
売場と動画サイネージをリンク(ベイシア Foods Park 津田沼ビート店)

徒歩3分の距離には「イオンモール津田沼」と「イトーヨーカドー 津田沼店」が隣接しており、いずれもベイシアより売場が広い。厳しい競争環境だが、井上博之執行役員マーケティング本部長は開店当日、「津田沼は乗降客数が千葉県上位の駅。人口分布の面で当社の知見が乏しいエリアでもあり、トライアルには最適」と話した。

津田沼店の店舗形態は、新鮮で質の良い食品を手頃な価格で豊富に揃える「Foods Park」を採用した。営業面積1千591㎡とベイシアの中では小型だが、食品のSKUは衣食住を総合的に扱うスーパーセンター1万5千~2万に対し、1万弱を取り揃えた。

従来の店舗は週末に大量買いをするファミリー層が主なターゲットだが、津田沼店では若年層・単身世帯を対象に、週2~3度の来店を想定。簡便・即食・個食ニーズや、電車・バス・自転車などの来店手段を考慮して売場を構築した。

青果売場ではデザートを強化し、野菜はカット売りやバラ売りの構成比を高めた。

鮮魚には専門店の「吉川水産」が新座店に続いて出店、高品質な刺身や寿司などを充実させて中食ニーズに応える。

オリジナル中華ブランド「金味楼」の惣菜を豊富に展開(ベイシア Foods Park 津田沼ビート店)
オリジナル中華ブランド「金味楼」の惣菜を豊富に展開(ベイシア Foods Park 津田沼ビート店)

精肉は、国産牛を単身者でも買いやすい価格帯に設定したほか、レンジアップ商品を集めて「Me To(ミート)デリカ」としてコーナー化。

惣菜売場はスーパーセンターとほぼ同割合で展開し、20SKUのバラフライやカレーバイキング、オリジナルの中華ブランド「金味楼」、店内手作りのクレープなどを提供する。

日配は少量サイズの品揃えに力を入れる。米は2㎏・5㎏、卵は6個入、牛乳は200㎖・500㎖の構成を増やした。

冷食はワンプレート品やレンジアップ品、PBピザに注力する。飲料・酒類はケース展開を最小限に抑え、ほぼバラ売りとした。

有人レジ3台に対してフルセルフレジ12台とした。11月中旬にはネット注文の店舗受け取りを開始し、買物時間短縮の要望に応える。

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