味の素冷凍食品は、このほど群馬県邑楽郡で開催された「令和5年度 大泉町防災フェア」に参加し、災害時の供給を想定した自然解凍の冷凍食品などを提供、ブースは多くの来場者でにぎわった。
関東工場が群馬県邑楽郡大泉町にあることから出展。同町とは災害時に必要な物資の調達に関する協定を結んでいる。
フェアは地域住民の防災意識を高めることが目的で、コロナ禍の影響で5年ぶりの開催となった。同社は自然解凍できる「エビ寄せフライ」「レモンとバジルのチキン香り揚げ」「えびとひじきのふんわり揚げ」「カップに入ったエビのグラタン」、業務用の冷たいカップデザートを提供。
イベントブースでは主力品「ギョーザ」が災害時に役立つことを紹介するためクイズを実施。多くの参加があり、先着100人に近隣の量販店で使用できる「ギョーザ」の無料引換券を配布した。クイズの参加者からは「24時間も日持ちすると聞いて驚いた」「技術がすごい」「これからも冷凍庫にストックしたい」などの声があった。
「当社が冷凍食品を始めた創業の地で、改めて製品の価値をお伝えし、地域住民の方々と親交をさらに深める良い1日となった」(同社)。