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アフターコロナの中元商戦 「個」に照準、自家需要にも期待 近鉄百貨店、大阪でトップ切り出陣式

近鉄百貨店は5月17日、在阪百貨店のトップを切り店頭受注の「お中元ギフトセンター」を開設し、旗艦店「あべのハルカス近鉄本店」(大阪市阿倍野区)で出陣式を行った。今年はアフターコロナとして迎える中元で、同店の4月単月客数は6%増と堅調であることから今中元の売上は「前年超えを目指す」(北村真一商品政策推進部課長)。平日の初日は10時の開店と同時に、高齢者を中心に多くの来店客が数量限定商品などを求めてギフトセンターに詰めかけた。

開店前に今年の概要説明を行った北村課長は、まず中元商戦のここ数年の傾向として「画一的に大量に贈ることから、贈る相手一人ひとりの顔を思い浮かべながら贈られている」とし、プチ贅沢などの自家需要を含めた「個にこだわったパーソナルギフト」へのシフトを説明。「コロナで定着した自家需要は今年も伸長が期待できる」とした。

また、昨今の物価高の影響を受け「送料無料や理由(わけ)ありグルメが好調」とし、昨年の理由あり商品は3割伸長したことから今年は2割増やして臨む。今年のギフトカタログは、巻頭から近畿2府5県送料無料ギフトや送料込みギフトなどの商品を掲載し、強化する。

具体的商品は、近鉄でしか買えない主力の「美味彩々」や、初企画の「北の宝ギフト」は、北海道長万部町産ブランドホタテ「湾宝」などを展開。今年5月に開催した「G7広島サミット」にちなみ、バイヤー厳選イチオシ7アイテムの「G7(ギフト7)2023」として、苺の葛まんじゅう、奄美の本格ジェラートなどを展開する。

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