東京・赤坂で13日から14日の日程で開催されている「茜まつり」に犬島ホッピーバーが出店しオリジナルカクテルや「ホッピー」を使った限定メニューなどを販売している。
犬島ホッピーバーは、瀬戸内海に浮かぶ犬島(岡山県岡山市)に実在し、日にちを限定して営業している。
今回、ホッピービバレッジの協力を得て初出店。犬島で丹精込めて育てられた赤紫蘇やハーブを使ったオリジナルカクテルの販売ほか犬島の魅力をアピールしている。
犬島は、人口約30人、外周3.6kmの島。
コンビニや信号機、ネオンサインなどが無いことに惹かれて5年前に犬島へ移住した岩井智幸さんが犬島の魅力発信の旗振り役をつとめている。
昨年1月、移住者らによって「一般社団法人犬島ととと倶楽部」が発足。
法人名の「ととと」には、犬島の魅力を「と=&=with」でつなぐ役目を果たすことで島が抱える様々な問題に取り組み、その経緯と価値を知らしめたいという思いが込められている。
出店ブースでは、犬島でつくられた野菜や加工品なども販売。
「茜まつり」は、東日本大震災で元気を失ってしまった地元・赤坂の活性化を目指して2012年6月に赤坂2丁目で開催されたはしご酒イベント「赤坂食べないと飲まナイト」(現名:赤ベロ)に端を発したもの。赤坂の地域力を育てる一助へと発展している。
会場には、赤坂に点在する個人経営店を中心とした飲食店ブースや各地の物産展が並び、SDGsなどが学べるイベントエリアや多彩なステージプログラムを用意している。