7.4 C
Tokyo
6 C
Osaka
2026 / 01 / 30 金曜日
ログイン
English
トップニュース昭和産業 家計応援ソリューション 物価高を軽減する提案強化

昭和産業 家計応援ソリューション 物価高を軽減する提案強化

昭和産業は家庭用ミックス粉や大豆ミートを活用し、物価高で苦しむ家計を助けるソリューションを展開する。食用油やプレミックスなど、穀物を主原料とする同社の主力製品も値上げを余儀なくされているが、高騰する油の使用量を抑えた天ぷら粉やから揚げ粉、畜肉代替の大豆ミート、手作り菓子などの付加価値品や店頭企画を通じて、おいしく・楽しく・経済性にも優れた内食需要を喚起する。

春夏新製品発表会で山口龍也取締役常務執行役員は「23年のテーマはまさしく、物価高への対応。相次ぐ値上げで消費者の節約志向が高まっている。当社もコスト高の影響を多分に受けているが、小麦粉やミックス粉・食用油・大豆たん白など素材製品を扱う当社グループにとって商品開発・提案のチャンスでもある。価格だけでない、新たな価値や機能、使い方の提案で内食を応援する」と語った。

例えば、食用油の価格高騰に直面する揚げ物メニューでは、既存品の「レンジでチンするから揚げ粉」、少なめ油で調理できる「もう揚げない!焼き天ぷらの素」を活用し、食用油の使用量削減によるコスト抑制を提案。油の使用量を減らしても、揚げ物のおいしさを維持しながら、簡便調理でコスト抑制にもつながることを訴求する。

コロナ禍で増えた手作り菓子の提案も強化する。昨年秋に発売した「焼きたてフィナンシェミックス」は、家庭で手軽にフィナンシェが作れることが支持されており、市販品を買うよりも経済的かつ家庭で楽しめるスイーツ作りを提案する。

たんぱく質や食物繊維が豊富で健康素材として注目されている大豆ミート「まめたん」では、挽き肉の置き換えを提案。水戻しで約3倍量に膨らむ「まめたん」の特徴を生かし、ハンバーグ調理では、すべて置き換えることで約50%、挽き肉に半分混ぜるだけでも25%程度のコストダウンが可能で、健康ニーズにも対応できるという。

新製品の「夢重力食感 お好み焼粉」(昭和産業)
新製品の「夢重力食感 お好み焼粉」(昭和産業)

昭和産業では、これらの取り組みを今シーズンの家庭用商品パンフレットでも紹介。「減らしてみる」「自分で作ってみる」「置き換えてみる」の3本柱で、おいしく・楽しく・よりお得に食卓を演出する「SHOWAの家計ソリューション」を展開する。開催中のスーパーマーケット・トレードショーでもバイヤーの注目を集めていた。

今シーズンの新商品ではこれまでにない高次元のふわっ・とろっ食感を実現した「夢重力食感 お好み焼粉」を発売。大豆ミート製品「ソイキッチン」シリーズのラインアップを拡充する。

同社・商品開発研究所では「外食機会が戻る一方、コロナ禍で増えたおうち時間を楽しみたいというニーズも混在している」と分析。山口常務は「トータルコストを抑える商品や手作りの楽しさ、驚きのおいしさを実現した新商品で市場活性化に貢献する」と意気込みを語った。

関連記事

インタビュー特集

カキ養殖の展望を聞く〈前編〉 “殻付き”市場拡大 環境変化と効率化に対応 シーパジャパン・吉本剛宏社長

瀬戸内海で養殖カキが甚大な被害を受け、生鮮市場だけでなく加工メーカーや流通にも影響が及んでいる。こうした中、従来の養殖方法とは異なるシングルシード養殖法が注目されている。

繋げる、繋げる、繋げる たこ焼きコミュニケーション足掛かりに TKO・木本武宏さんが次のフェーズへ

STUDIO TAMUROはお笑いコンビ「TKO」木本武宏さんの活動拠点。木下さんの実妹・大岡真裕美さんが代表を務める「オフィスTAMURO」が運営し、トークライブや、YouTube番組作成スタジオとして利用してきた。昨年5月からは新たな活動として、毎月3日だけ営業する「たこ焼き店」がスタートした。

SST=“サミットの仕事が楽しい”へ 新たな競争軸を作る 服部哲也社長

――中期経営計画の進捗はいかがですか。― 服部 「良い×強い=最強」という言葉を掲げた中期経営計画「頂(イタダキ)2025」は、最終年度を1年延長して26年度までとした。

食品産業センター 荒川隆理事長に聞く 「食サス」設立でサステナ課題深掘り フードサプライチェーン全体の連携で

日本の食品産業は、国内外から調達された農畜水産物を原料として、健康で豊かな生活を送るために必要な加工食品を安定的に製造・供給する産業として発展してきた。

小川珈琲、バリスタ育成とコーヒー産地での活動に先駆的に取り組みブランド力向上 基盤強固に新事業を展開 宇田吉範社長CEOが意欲

9月1日から現職の宇田吉範代表取締役社長/CEOは、バリスタとコーヒー産地での活動に先駆的に取り組み、小川珈琲のブランド力を引き上げた立役者。