逆光線(コラム)無理なく「丁寧な暮らし」
カナエ モノマテリアルパッケージ

無理なく「丁寧な暮らし」

主婦なら一度は憧れる「丁寧な暮らし」。慌ただしい日常の中で、衣食住を見直し手間暇をかけて、ゆったりとした気持ちを取り戻す。

▼ご飯は炊飯ジャーではなく、火加減を見ながら土鍋で炊く。庭やベランダで育てた野菜を使った食事に果実酒は手作り、部屋には花を飾る。ネットでその道のプロが生活を味わい楽しむ様子が紹介され、SNSでは丁寧な暮らしを“模倣”した一般人の投稿で溢れている。

▼そこで描かれる理想の暮らしは、時間に余裕がなければ成り立たない。だが世の中は共働き世帯の増加で、家事に掛ける時間は減る一方。便利なものが売れ、食品では時短調理ができるメニューが人気だ。その生活に慣れつつも、便利な生活を“雑”と思い込み、後ろめたさを感じる。それが「丁寧な暮らし」の流行に繋がっている。

▼無理なく丁寧を実践するコツは、簡略する部分、時間をかける部分を取捨選択することだ。朝に飲むコーヒーは、豆挽きでなくともインスタントで十分だ。短縮して余った時間に、ゆっくり食事を摂ることこそが、丁寧な暮らしではないか。

関連記事

インタビュー特集

ごま・きな粉の真誠 冨田博之社長 新領域への挑戦果敢に 「おつまみ」で新たな売場開拓

ごま・きな粉の真誠(愛知県北名古屋市)の25年12月期連結売上高は104億6100万円となった。前年をやや割り込んだものの、価格改定や相場変動で一部原料ごまの価格が軟化したことなどから粗利が改善、営業増益とした。

生産現場が潤う農業を 安定供給と安定価格実現 アムハイドロ・パシフィック ポール・マイルズ社長

気候変動や耕作地の減少、後継者不足など農業が抱える課題は多い。農作物を扱う流通・小売業にとっても、天候に左右されやすい不安定な供給量とそれに合わせた価格の変動など、問題点はいくつも挙げられる。

“お米の新たな発酵食品” 代替肉CoMeat®需要創出に挑む 跡部季子取締役

プロテインクライシスが叫ばれる昨今、キノコなど糸状菌から作られる代替肉(マイコプロテイン)が注目を集めている。2021年設立のアグロルーデンス(佐賀清崇社長)は、お米と麹で作った新たな発酵食品CoMeat®を展開。

Mizkan フルーティス刷新(後編) 「新・果実体験」を提供 リフレッシュしたい時に

Mizkan(以下ミツカン)は今春、食酢飲料「フルーティス」ブランドをリニューアルした。家庭用では業務用で人気の「シャインマスカット」「あまおう」「白桃」を、家庭用・業務用の双方で「ざくろ」を新発売した。

Mizkanフルーティス刷新(前編) 果実のおいしさが主役の新製法 マーケティング本部 田中菜々美氏に聞く

Mizkan(以下ミツカン)は今春、食酢飲料「フルーティス」ブランドをリニューアルした。