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逆光線(コラム)平成から令和へ

平成から令和へ

新しい元号は「令和」であります。菅官房長官がいつになく緊張した面持ちで、新元号を掲げた瞬間、空気が変わったような気がした。日本人にとって元号とは特別なものであり、あらためて歴史と伝統の重みを感じた。

▼令和の出典は万葉集巻五に収録された梅花の歌の序文。「初春の令月にして、気淑(よ)く風和らぎ、梅は鏡前の粉を披(ひら)き、蘭は珮後(はいご)の香を薫らす」から引用した。和書からの出典は初で、「令」を元号に使用するのも初という。

▼安倍首相は「厳しい寒さの後に春の訪れを告げ、見事に咲き誇る梅の花のように、明日への希望とともにそれぞれの花を大きく咲かせることができる日本でありたい」と令和に込めた願いを語った。

▼前回、平成への改元は天皇陛下の崩御という重苦しい雰囲気の中で、平成が生活に溶け込むには時間を要したが、今回は祝賀ムードでの改元となる。1日は多くの企業で入社式が行われ、平成最後で新たな時代の1期生が誕生した。来月からはいよいよ令和の新たな時代を迎え、食品業界も期待感に包まれている。

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