菓子専業の開発企業で菓子の全国卸販売を手掛けるジェーシーシー(JCC)は、均一菓子「お買得気分」の参考上代価格を120円から130円へと改め、秋以降を目途に装いを刷新する。現状の「お買得気分」のパッケージを来秋から2028年初旬に向け全商品のパッケージを刷新し、活性化を図っていく。
年内には「のり塩ピー」など新商品を投入し菓子市場を盛り上げていく。
取材に応じた水谷圭二社長は「今期の(4月から7月)売上高は3~4%増で推移している。近年2ケタ伸長していた『お買得気分』が既存店の回転が少し頭打ち傾向になっているが、取扱い企業・店舗増によりプラスで推移している状況」と振り返る。

秋冬に向け「お買得気分」から9月15日に新発売する目玉商品は「のり塩ピー」と「プチカラフル」。「のり塩ピー」はピーナツに特殊な製法を施し、のり塩味のシーズニングが取れにくくなっているのが特徴。
「プチカラフル」は、カカオが高騰する中、カカオを使用せずに外側を砂糖コーティングし一口サイズのカラフルなココア味に仕立てたことで、おいしさに加えて参考上代130円の買いやすさも実現した。

「お買得気分」で展開していた「南部せんべいピーナッツ」は、コストアップにより均一価格帯での販売が難しくなったこともあり、地域にフォーカスした「故郷うまいもん自慢 」シリーズでの展開となる。
180円均一菓子「ひとりじめ気分」からは「紅はるか芋ちっぷす」を新発売。同商品は、芋の品種の中で一番高い糖度(50~60度)の甘みが特徴の紅はるかの素材を活かした甘さ控えめの芋チップスに仕立てられている。

大袋商品「まんぷくクラブ」シリーズでは「あんドーナツ」(230g)を新発売。
そのほか、参考上代250円商品の「カリッとチーズせん」と「プチふわチーズマドレーヌ」を新発売する。
来春には、ホテイフーズとコラボした「柿種天ミックス」を新発売し、数量限定品の「完熟マンゴーグミ」も2月に再発売を予定している。
海外商品は、コンテナ単位でメンバー社指定倉庫に直納しているが、JCCメンバー社(菓子卸7社)へ小口販売出来る適正なロットで輸送するためのセントラル倉庫については、「物流コストの試算も考慮に入れながら引き続き検討している。円安で輸入品のコストが上昇していることもあり、慌てずに考えていきたい」と語る。
なお、メンバー社は、関口、ハセガワ、種清、MDホールディングス、旭食品、中陽、セイカ食品の7社で構成されている。
