味の素AGFの生産関係会社・AGF関東(群馬県太田市)は5日、群馬県太田市と地域の一層の活性化を目指す包括連携協定に締結した。
AGF関東は、1996年に竣工(当時:味の素ゼネラルフーヅ尾島工場)し、2006年に分社化によって発足。今年、竣工30周年を迎えたことを契機に、かねてから取り組んでいる地域貢献活動を強力に推進して地元企業としての存在感を高めていくのがAGF関東の目的。

この日、太田市役所で締結式に臨んだAGF関東の榎並淑夫社長は「地域の方々に助けられながら30周年の節目を迎えることができた。今回の協定は、30年間の感謝の気持ちを地域貢献という形でお返ししたいということで実現した」と力を込める。
太田市の穂積昌信市長もさらなる高みを志向。
「AGF関東の皆様とは、いろいろなイベントや交通安全運動、お祭りなどでよくお会いし、地域の経済活動にも30年間にわたりご活躍いただいていることに改めて感謝申し上げる。本日の締結式が、お互いのさらなる発展に向けて地域の皆様に還元できるようなものになることを祈念する」と述べる。
今回締結された連携事項は、災害時の支援・地域文化や観光振興・子どもたちの学び・市民の防災や安全安心・地域の活性化の5つ。
この中で穂積市長が目下、期待するのが災害時の支援。
「昨今、やはり災害が頻発しており、災害時の支援などにも期待している。それ以外は、子どもたちや地域とのつながりを引き続き持っていただきたい」と語る。
今後の地域貢献について、榎並社長は「現在取り組んでいることについてバージョンをさらに上げていく感じになる。すぐにできる災害支援としては、製品を通じた支援のほか、常時ある200トン程度の水の解放などが考えられる。6月には太陽光パネルを導入し昼間帯だけになるが事務所程度は動かせる」と説明する。
太田市の夏の風物詩・世良田祇園まつりでは、AGF関東の従業員も参加し山車の巡行などに貢献。
穂積市長は「地域や自治体における課題は市役所だけではなかなか解決できないことがたくさんある。地域のお祭りも(人手不足で)なかなか存続できないような状況にあるが、今後、AGF関東さまとさらに連携することで地域の課題解決にもつながってほしい」と期待を寄せる。
