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ライフ岩崎社長 アルビスへのM&A語る 「ノウハウ提供、地域密着をさらに」

 ライフコーポレーションの岩崎高治社長は、北陸地盤の食品スーパー、アルビスへのM&Aについて、「当社は首都圏・近畿圏で店舗ごとのニーズに応じたきめ細かなマーケティングに強みを持つ。そのノウハウを提供し、地域に密着したアルビスの良さも生かせば、これまで以上にお客様にプラスになることを提供していける」と述べた。

 8日開催の第2四半期決算説明会で語ったもの。「まだTOB(株式公開買付け)の途中」と前置きした上で、「日本はスーパーが800社以上と多い。とはいえ海外の状況を見れば、日本の小売業もいずれ集約化していくだろう。また足元では出店コストが急上昇。さらなる事業成長を図るにはM&Aが選択肢に入ってくる」と背景を説明した。

 加えて、両社は筆頭株主が三菱商事との縁もあり、かねてより人的交流が活発だったという。

 当面のシナジーに関して、商品では北陸の水産品やアルビスグループ会社の豆腐工場への期待感を示し、「われわれも生鮮3品の加工、惣菜やベーカリーのセンターなどでノウハウを提供できる」と話した。統合可能な商品や資材についてはスケールメリットも追求する。

 プライベートブランド(PB)は「BIO-RAL(ビオラル)」の拡大を想定。アルビスが展開する中京圏を念頭に、名古屋にビオラル店舗の出店を模索する。手ごろな価格帯の「スマイルライフ」については「アルビスはCGCに加盟している。当社PBを押し付けるつもりはなく、よく話し合って進めたい」とした。

 なお中京圏への出店について、「ライフの看板を出すことは考えていない。新店であればアルビスかビオラルの看板になる」と言明した。

 来期からスタートする第八次中期経営計画では、重点テーマに「M&Aによる新たな成長」を加える方針。「アルビスへのTOBにより、ライフも同業へのM&Aを実行するスーパーだと認識されたと思う。国内で他にも当社と一緒にやりたい企業が出てくればありがたい話。その際は経営者同士で話し合い、方向性、考え方などの条件が合致すれば、地域を問わず前向きに検討したい」と述べた。

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