江崎グリコは10月5日、「アイスの実〈アサイーミックス〉」(7ml×12個、希望小売価格は税込308円前後)を発売する。アサイーの濃厚な味わいを生かし、単体で楽しめるほか、ヨーグルトやグラノーラなどとのアレンジも提案する。
「アイスの実」は1986年に「キャンディーボール」として発売し、89年に現在の名称に変更。素材の味わいをぎゅっと凝縮した一口サイズのジェラートとして、時代やニーズに合わせて進化してきた。2009年にはパウチ容器に変更、23年には2色のフレーバーを組み合わせるなど、味わいや形態の提案を広げている。
新商品は、近年再び注目が高まるアサイーに着目。昨年発売した商品がアサイーボウルをイメージし、初心者でも楽しみやすい味わいとしたのに対し、今回は素材そのものの味わいを重視した。アサイーピューレ1%にアサイーエキス9%を加え、アサイーの使用量は従来品の約10倍。濃厚な味わいにぶどうやバナナなどを組み合わせ、単体でも楽しめる。
アサイーはポリフェノールなどを含むスーパーフードとして知られ、ブラジルでは古くから食用にされてきた。9月30日の発表会で、健康イノベーション事業本部商品開発部の吉村真マネージャーは、原料選定にもこだわり、アサイーの濃厚な味わいをしっかり感じられる設計にしたと説明。ヨーグルトやグラノーラなどと合わせるアレンジも提案する。
同社では、アサイーを一時的なブームではなく「日常のヘルシー素材」と捉える。近年はインフルエンサーなどを通じ、朝食や間食として取り入れる動きもみられることから、20~40代女性を主なターゲットに、日常的に楽しめる商品として定着を図る。
当日は「アイスの実」8フレーバーの食べ比べも実施した。「アイスの実」は冷凍庫から出してすぐのシャリシャリした食感だけでなく、少し時間を置くことでジューシーさや柔らかな食感も楽しめるという。
2026年上期の「アイスの実」売上高は前年同期を下回ったが、シーズナルフレーバーなどを組み合わせ、年間を通して楽しめるブランドとしてさらなる成長を図る。
