逆光線(コラム)「こども食堂」求められる企...

「こども食堂」求められる企業からの支援

 全国こども食堂支援センター・むすびえが運営する「こども食堂」は、全国1万2000か所ほどあると言われ、その数は小学校数に近い。「誰も取りこぼさない社会づくり」をビジョンに掲げており、食べられない子どもが行く場所のイメージが強いが、地域づくりとしての役割も重視している。

▼子どもの居場所づくりや食事提供、食育、子育て・学習支援、自治体・子ども会、防災拠点、異文化体験など活用内容は多彩。俳優の松重豊さんを起用したテレビCMを放映した結果、高齢者の参加も増えている。

▼7月28日に発生した熊本地震でも、地域のこども食堂を支える地域ネットワーク団体と連携し、地域の子どもたちへの支援が続いている。非常時だからこそ遊べる場、ゆっくり会話できる場が必要であり、食と居場所の両面で存在感を発揮している。

▼支援の形も「寄付」「商品・サービス」「ボランティア」など様々。困りごとで多いのは「運営資金不足」と「運営スタッフ不足」。企業ごとに様々な支援の輪が広がっており、食品企業からの支援も求めている。

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