味の素社は4、5日の両日、メディア及びインフルエンサー(約200~300人)などを対象に、東京・中央区日本橋兜町の KABUTO ONE で「味の素グループ 2026年秋季新製品説明会」を開いた。「食のワンダーランド味の素KKツアー」をテーマに、列車「美食探検号」に乗車し、駅員帽子を被った運転士と車掌の案内で、駅長が5ルートに分かれて観光地(ステーション)を巡りながら新商品を説明。各コーナーでは、ブランドごとの世界感やストーリーを知ってほしいと、担当者自ら製品にかける熱い想いやこだわり、開発の裏側などを披露した。
新商品「ピュアセレクトマヨネーズ ふわあま」(写真①)は、とれて3日以内の国産新鮮卵の使用が最大特徴。「酸味や味の強さが嫌いだ」という声に応え、優しい甘さを実現するため隠し味にハチミツを使用し、熟成した酢でまろやかに仕上げ、アミノ酸のマスキング技術により酸味を抑えるなど、担当者ならではのこだわりを説明した。
食卓での洋風料理の出現頻度が増える中、市販のトマト缶は便利だが、生活者のインサイトを調べた結果、一度開缶したら使い切るまで食べ続けなければならないとか、味決めが難しいなど、「お困りごとが多い」ことが判明。新商品のチューブ入り「TASTY PASTY」(写真②)は、使いたい分だけ使え、残りは保存できる。肉や野菜を煮込むことでうま味が溶け込んだコク深い味わいに仕上げている。パスタやリゾット、グラタンなどいろいろな料理に使える。

合計20フレーバーを揃える「クノールカップスープ」は、「濃厚海老のビスク」と「濃厚クラムチャウダー風」を紹介。クリーミングパウダーは濃厚感が薄れるが、独自技術により濃厚感を再現。コクを再現するために独自原料を使用。朝だけではなく、昼も夜も楽しんでほしいと説明した。
新商品「鍋キューブ 甘からだしすき煮鍋」。すき焼き味を再現するには多くの調味料が必要だが、味が濃過ぎて、飽きるなどの問題がある。新商品はキューブに必要な調味料を閉じ込め、コレ1本で味付けが決まる。
「Cook Do 極(プレミアム)」シリーズは、発売3年で累計2,500万食を突破。新商品「華辣(ホアラ)麻婆豆腐」に欠かせない独自開発原料の「シャンラー油(香辣油)」には100回以上、4カ月以上の試作を繰り返した逸品。黒パッケージの「麻辣(マーラー)麻婆豆腐」と「白」の「華辣(ホアラ)麻婆豆腐」を比べながら「その日の気分や好みに合わせて楽しんでほしい」と語った。
「クノールサクサクdeコパン」は、2025年秋に発売し、1年で1,300万食を突破して好調。スープに浸してもサクサク食感が長く楽しめるパン入り。十勝にスープ用のパン工房を保有し、生地作りから焼き上げまでのパンにこだわっているため、オフィス等でゆっくり飲んでも最後までサクサク食感が味わえる。新商品「魚介とミルクの濃厚クラムチャウダー風)(写真③)は、魚介のうま味とミルクのコクが溶け込んだ濃厚な味わい。

「味の素KK韓だし」(牛肉だしの素)(写真④)は、牛肉だしの素を日本向けにアレンジ。これだけで簡単に韓国料理ができる。外食では半分以上、韓国料理を楽しんでいるが、家庭で調味料や味付けは難しいことから、家庭でも簡単に作れる。中華だしの売場に陳列。韓国エスニック棚を設置しているスーパーもある。

「Cook Do きょうの大皿」(すき焼き肉豆腐用)は、複数の独自素材や牛脂を使い家庭では出しにくい味わいに仕上げ、アミノ酸技術で肉の柔らかさを実現。「きょうの大皿」は冬場でも節約品種として好調。年間売れ筋は「肉みそキャベツ」「豚バラ大根」、夏場は「豚バラなす」。
フライパンひとつで麺の茹でから具材の炒めまで完結する「パスタキューブ」。洗い物が少なくて済み、家にある余りモノ野菜で作れる節約志向に応えた商品。全4品のうち「だし香る和風醤油」は、かつお、昆布、焼きあごの3種のだしをベースに、醤油をきかせたまろやかな味わいにリニューアル。家でつくりにくいだしにより、食べ飽きないような味わいに仕上げた。
J-オイルミルズは、今まで紙パック入り食用油を「スマートグリーンパック」としてCO2排出量の削減などを訴求してきたが、「生活者にとって、それはあくまでもプラスアルファの部分」と判断。今秋から注ぎやすいから「らく」、持ち運びに便利だから「らく」、捨てやすいから「らく」、収納も「らく」など利便性に特化した「紙らくパック」(写真⑤)に名称変更。店頭での販促も行う。

