カバヤ食品は「セボンスター」や「ほねほねザウルス」の玩具菓子に加えて菓子が付属しない玩具事業にも本腰を入れ玩具展開を加速させている。
キダルト(子どもの心を持った大人)向け市場の拡大や平成女児ブーム(平成時代に小学生だった女性が当時流行っていた商品などを懐かしむ動き)、IP(知的財産)ビジネスの潮流を追い風と捉える。
直近では、親子で過ごす時間が増える夏休みに接点拡大を図るべく「セボンスター」と「ほねほねザウルス」でキャンペーンを7月13日から8月31日にかけて実施している。
キャンペーンは、対象製品を購入して手続きを踏むともれなくARフォトフレームが入手できる内容とオリジナルグッズやQUOカードPayが抽選で当たる内容の2つ。
「セボンスター」のコミュニケーション施策としては、原宿発人気インフルエンサー「しなこ」と“オモロカワイイ”原宿クリエイターアイドル「竹下☆ぱらだいす」とのコラボレーションによりブランド初となるミュージックビデオを5月15日から公開している。
同時期、テレビ東京系列「おはスタ」でのTVCMも放映開始。同TVCMは9月30日まで放映される。
玩具事業では、本格化の第一歩として世界的ミニカーブランド「マジョレット」のミニカーを日本最大の玩具専門店「トイザらス」50店舗で4月11日に販売開始した。
「ベーシック」モデルのほか、大人のコレクター向けの高価格帯「コレクション」モデル、やプレゼントに適した「ギフト パック」など合計20製品をラインアップする。
同時期、カバヤ食品初となる自社運営のECサイトとして「マジョレット公式オンラインショップ」を開設し、キダルト層に向けて「マジョレット」が持つ重厚で上質感のある世界観をベースに遊ぶだけでなく飾れる大人のホビーとして提案している。
マーケティングリサーチ会社のインテージの「2026年上半期、売れたものランキング」によると玩具メーカー菓子(玩具菓子)は前年比42%増を記録し2025年の6位から2位に浮上。2019年比では3.5倍強の伸びをみせた。
「玩具メーカー菓子は、コロナ禍以降の漫画・アニメのIPコンテンツの強さに加え、VTuber関連の商品も強さを見せ幅を広げている」(インテージ)とみている。
