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石光商事 120周年でケーキカット 小野新工場12月完成

 7月1日に創業120周年を迎えた石光商事とその取引先で組織する新サイコー会は、第6回総会を7月9日に神戸市のANAクラウンプラザホテルで開催した。

 総会後の懇親会では、120周年を記念した大型ケーキも登場し、103歳の石光輝男名誉会長をはじめ荒川正臣社長、前身組織サイコー会を幹事会社等として支えたマリンフード、エム・シーシー食品、リボン食品、キッコーマン食品近畿支社の代表者などがケーキ入刀をし、周年を祝った。また、荒川社長はグリーン焙煎を行う兵庫県小野市の新工場が今年12月に完成すると発表した。

 総会ではキッコーマン食品の三宅君人近畿支社長のあいさつに続いて、荒川社長が石光商事の前期業績、新サイコー会の新たな目的、ビジョンを説明した。

 26年3月期は、売上高は前期比17.8%増の765億円、営業利益は73.8%増の27億円といずれも過去最高。コーヒー事業全般では販売拡大と相場起因もあり、輸出事業はオセアニア、EUへの開拓が進み、海外売上比率は2.4㌽増の19.6%に拡大した。

 また、同社が強化している環境等への社会課題解決商品の売上割合は10.1%となり、今後も強化していく考えを示し、今期は15%を目指す。

 今期業績は、売上高は2%増の780億円だが、営業利益は物流費高騰、小野新工場建設の償却費負担を考慮し、10.1%減の24億円で、うち海外比率は22%への拡大を計画している。

 また、前身のサイコー会は1980年に発足し、コロナ禍でいったん解散し現在の新サイコー会となったが、次回からあらためて名称を「サイコー会」にし、荒川社長は昨年の社長就任時から掲げる「一緒に、夢中に」を共有し、同会を「お取引先さまと一緒に、価値を共創する会を目指したい」とした。

 その後、石光商事のプレゼンテーションでは各社との協業事例を報告した。エム・シーシー食品と開発商品「冷製 チェリートマトのスープ」では、「産地や品種まで徹底的にこだわった素材選定で、他社製品が追随できない独自価値を創出」。海外輸出事例では台湾向けで、マリンフードのスライスチーズ等の輸出で受注頻度が2倍になったことなどを報告した。

 総会終了後の懇親会では、120周年記念ケーキカット後、水垣佳彦エム・シーシー食品社長が乾杯、吉村直樹マリンフード社長が中締めを行った。

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