サントリービバレッジ&フードは「GREEN DA・KA・RA」ブランドの熱中症対策啓発活動の一環として、地面の照り返しの影響差などにより、子どもの高さで計測した温度が大人と比較して+7℃程度になる、子ども特有の暑熱環境「こども気温」の啓発活動を強化している。
その強化策として、傘・レイングッズメーカーの小川とスキンケアブランド「ビオレ」を展開する花王と新たにタッグを組み「こども気温 教室」を開催する。
官民一体で熱中症予防の声かけの輪を広げる熱中症予防声かけプロジェクトとも引き続き連携する。
3社連携の狙いについて、サントリービバレッジ&フードブランドマーケティング本部課長の稲垣亜梨沙氏は「熱中症対策に水分補給は重要だが、暑さから逃げることや体を冷やすことも大事だと分かった。当社には暑さから逃げる商品などが無いため、3社で行うこととした」と説明する。
「こども気温 教室」は都内の小学校3校を対象に、1年生を中心とする合計約250人へ実施される。

7月8日、3校のうちの1校・世田谷区立瀬田小学校(東京都)で「こども気温 教室」が開催された。
同校で、稲垣氏は「今年も間違いなく暑くなるため、一人でも多くの方に『こども気温』や熱中症対策を知っていただき、安全に健やかに過ごしていただきたい。その中で、暑い日に嬉しいおいしさを提供している『GREEN DA・KA・RA』を思い出していただけたら嬉しい」と呼びかける。
「熱中症リスクをわかりやすく正しく伝える」「具体的な対策に使えるアイテムを手にしてもらう」「日傘を安全に使ってもらうためのレクチャーをする」という3点を重視し、同校の1年生約100人に暑さ対策の紹介や日傘の使い方の指導を行った。
児童には水分補給のためにサントリービバレッジ&フードの「GREEN DA・KA・RA」、暑さから逃げるための小川の子ども用日傘、体を冷やすことができる花王の「ビオレ 子どもも使える冷タオル」がプレゼントされた。

暑さ対策について子ども達に説明したサントリービバレッジ&フードブランドマーケティング本部の小出桃花氏は「実際の体験を通して、今後も日傘を使っていただけるようなイメージがわいてきた。お土産では『こども気温』の啓発チラシも配っており、保護者の方にも伝わるような仕組みにしている」と語る。
連携を組んだ2社も今回の活動で手応えが得られたという。

小川は2020年から地域の小学生に子ども用日傘をプレゼントするなど、熱中症対策の啓発活動を実施してきた。
小川営業部営業チーム営業統括マネージャーの小川太志氏は「教室という形での啓発活動は初めてだったが、実際に日傘をさしてもらい『涼しい』と言われ嬉しく感じた。当社のような小さな企業でも、子どもを守るプロジェクトを連携してできるのはありがたい」と笑みを浮かべる。

花王のヘルスビューティケア事業部門スキンケア事業部シーズンの山田瞳氏は「当社も単独で熱中症対策の啓発活動は行ってきたが、一社だけではできない解決案によって、子どもたちが暑い中でもやりたいことを実現できるお手伝いができたら嬉しい」と述べる。
稲垣氏は「小学生が下校する午後1時前後から3時頃は気温が高く、日射も強いことから地面の照り返しの影響も大きい。下校時は保護者の目が届きにくいことに加え、特に1年生は猛暑の中の通学は今年初めてとなる」と指摘し、来年以降も「こども気温 教室」の実施を検討していく。
「GREEN DA・KA・RA」ブランドが2021年から行っている、子どもの熱中症対策の啓発活動も継続する。今年はおよそ270校、約2万人を対象に熱中症対策の授業を実施予定となっており、水分補給に加え日傘の重要性も授業内で伝える。
