大塚食品のビタミン炭酸飲料「マッチ」が今年、過去最高の販売数量を達成する勢いで前進している。
「マッチ」は1996年の発売開始から約30年間、高校生に寄り添い、毎年、新しい高校生ユーザーを獲得するとともに、昔飲んでいた大人がWEB動画などをきっかけに再び飲み始めるという好循環が生まれ2021年から連続成長を遂げている。
同社発表の販売数量の対前年比は22年が17%増、23年が7%増、24年が8%増、25年が10%増。いずれの年も炭酸飲料市場の伸びを大幅に上回る数量成長を遂げ、今年に入ってもその勢いは続いている。
インテージSRI+によると、2026年1-5月の炭酸飲料市場の販売本数(拡大推計)が4.2%増となる中、「マッチ」は8.5%増(同社出荷ベース)を記録し引き続き市場を上回る伸びをみせている。
直近の好調ぶりについて、6月10日、取材に応じた堀内雄大製品部飲料チームマッチ担当PMは「『マッチ』オリジナルの500mlとのセットで2024年から通年販売している『ビタミンみかん』のお取り扱い店舗が徐々に拡大し、消費者が手に取りやすい環境が整ってきていることが1つ挙げられる」と語る。
既存導入店での販売実績の積み上げが配荷拡大につながり、好調要因には高校生共感施策に加えて、炭酸飲料でありながら水分補給とエネルギー補給の2つのニーズにも対応できている中味設計を挙げる。
「マッチ」は2025年、販売金額は過去最高を記録した。販売数量は前年比10%増となった。今年1-5月に好スタートを切ったことから、販売数量でも過去最高となった2018年の記録を更新する公算が大きい。



