日本即席食品工業協会など即席食品3団体は6月8日、定時総会を都内のホテルで開催し、前年度事業報告・決算、今年度事業計画・予算を原案通り承認した。任期満了に伴う役員改選では新理事長に豊留昭浩氏(明星食品社長)、副理事長に住本憲隆氏(東洋水産社長)が就いた。また理事のうちマルタイは末次隆次期社長(6月23日付就任予定)、エースコックは村岡寛人社長に交代した。
総会終了後の懇親会で豊留新理事長があいさつ。「当協会は2年前に創立60周年を迎えた。その歴史は即席で作れるものではない。年間の総需要は国内で約59億食、世界で1200億食超に達し、いまや国民食のみならずグローバルな地球食に育った」と述べ、「取り巻く環境の変化は激しいが、われわれは様々な課題に立ち向かい、業界内外の方にも力をお借りしながら、さらなる発展を目指す。自身が理事長に在任中には、『こんな仕事をした』と言えるような足跡を残したい」と話した。
多数の来賓が出席した中、農林水産省の河南健大臣官房統括審議官、消費者庁の堀井奈津子長官の2人が代表して祝辞を述べて、製粉協会の前鶴俊哉会長(ニップン社長)が乾杯の音頭を取った。
協会は基本姿勢として「食の安全・安心」「健康と栄養」「環境負荷低減対策」「安定供給」の4つの目標を掲げる。今年度は食育推進事業を中心に、防災食の要としてローリングストックの普及啓発、小学生や一般消費者を対象にした料理コンテストの開催、小学校や公立図書館へインスタントラーメン図鑑の提供、SNSを活用したアレンジレシピの発信などを行う。
昨年度、日本即席食品認定協会はJAS認証事業として、海外初となる韓国・農心の亀尾工場、釜山工場を認証している。



