全日本コーヒー公正取引協議会(公取協)は6月1日、都内で定時総会を開催し、安心・安全なコーヒーづくりに取り組むことでコーヒー業界の信頼をより強固にしていくことを会員各社に呼びかけた。
冒頭あいさつした鈴木修平会長は「コーヒーの消費量が伸びておらず、業態・エリアによってはむしろ落ち込んでいるところもあるのかもしれない。事業者の皆さま方には食品表示問題をご理解いただくとともに、消費者の方々に信頼をしていただける業界になることで消費量を少しでも増やしていきたい」と語る。
公取協はコーヒーの生豆生産国名表示の徹底を呼び掛けている。
昨年はスペシャルティコーヒーのイベント「SCAJ2025」に出展して活動を紹介したところ、「コーヒー製品に表示が必要なのか」といった反応があり、生産国等の表示への理解が不足している事業者もいることが判明したという。
出展によって公取協の活動を知り、後日入会した事業者もいたことから、今年も「SCAJ2026」への出展を検討している。
上島達司副会長は乾杯のあいさつで、「コーヒーはブレンドしたら分からないが、コーヒー業界はルールをきちんと守っていると胸を張りたい。皆さまの努力の積み重ねでここまできたので、さらなる発展を目指して頑張りたい」と力を込めた。
なお総会では役員改選が行われ、新たな理事に青木慎一氏、大山誠一郎氏が選任された。



