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ファミマ カップ麺でワンランク上の中価格帯が登場 クセになる「芳醇鶏油しょうゆラーメン」

 ファミリーマートは、カップ麺カテゴリーでプライベートブランド(PB)「ファミマル」のラインアップを充実させている。今春はワンランク上のクオリティにこだわった中価格帯の「芳醇鶏油しょうゆラーメン」(税込258円)など2品を発売。カップ麺を担当する商品本部の大木敦雄氏は「王道かつトレンドの味わいを追求し、クセになるおいしさに仕上がった」と期待を寄せる。

 商品化の背景には即席麺メーカーの価格改定がある。直近の4月以降に値上げが実施され、一部ナショナルブランド(NB)のタテ型ビッグカップ麺は税込300円を超えてきた。「ファミマル」の同種PB(税込213円)と価格差が大きくなるため、両者の中間価格に位置する付加価値商品の開発を目指した。

「芳醇鶏油しょうゆラーメン」
「芳醇鶏油しょうゆラーメン」

 新PBカップ麺のキャッチコピーは“スープを味わう”。「芳醇鶏油しょうゆラーメン」は、芳醇なオイルで仕上げるちょっと贅沢なラーメン。鶏の旨みと魚介だし、香りとコクのある鶏油がきいた醤油スープは、歯切れの良い中細ストレート麺とも相性抜群だ。

 シリーズ品の「背脂ニンニク醤油ラーメン」は、背脂と豚脂のコクににんにくの旨みが際立つ醤油スープが特徴。別添オイルで香り豊かに仕上がる。

「ふくちゃんラーメン監修 ニラキムチ風味 コクとキレの豚骨ラーメン」
「ふくちゃんラーメン監修 ニラキムチ風味 コクとキレの豚骨ラーメン」

 大木氏は「2品とも本格感あるノンフライ麺とこだわりのスープをあわせた。PBだからできる価値ある商品として売場に根付かせたい」と話す。

 「ファミマル」を冠した名店コラボ(税込288円)も品ぞろえを強化。「味仙本店監修 台湾ラーメン」と「来来亭 背脂しょうゆラーメン」を主力としながらも、近年は「さっぽろ純連監修 濃厚味噌ラーメン」と「ふくちゃんラーメン監修 コクとキレの豚骨ラーメン」の定番化にも注力する。派生品の展開で活性化を図っており、6月に「ふくちゃんラーメン監修 ニラキムチ風味 コクとキレの豚骨ラーメン」を投入。実際の店舗で人気の卓上トッピング「ニラキムチ」をのせた味わいを再現した。「さっぽろ純連監修」では「濃厚辛みそラーメン」を発売予定。

「麺屋 極鶏 鶏だく かけ極濃鶏白湯ラーメン」
「麺屋 極鶏 鶏だく かけ極濃鶏白湯ラーメン」

 大口径カップ麺でスープのおいしさにとことんこだわった「至高の一杯」シリーズ(税込288円)への期待も大きい。5月発売の「麺屋 極鶏 鶏だく かけ極濃鶏白湯ラーメン」は、鶏の旨みが詰まった超濃厚で粘度のあるスープを追求。あえて具材が入っていないこともポイントで、好みの肉や野菜で自由にアレンジして楽しむこともできる。

 今後に向けて、大木氏は「中価格帯の新シリーズ、タテ型の名店コラボ、『至高の一杯』を三本柱にPBカップ麺は販売を強化していく」と展望。

 また「女性をはじめカップ麺の新規ユーザーを開拓していけるかが課題」との認識を示し、「物価高で生活者の消費行動が変わる中、カップ麺はコスパの良さが強みでありながら、品ぞろえが既存ユーザー向けに偏っている」と指摘。「例えば女性が好むコンセプトや味わいをもっと重視した商品があっても良い。当社では『あさりとキムチ味チゲうどん』など一部商品で手応えを得ており、取り組みをさらに広げていきたい」と話した。

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