ローソンは今夏、果汁・果肉を使用した氷菓や冷凍フルーツを強化する。5月26日から順次、アイス・氷菓など計14品を発売。果実価格高騰が続く中、「フルーツ代替需要」の取り込みを狙う。
東京都中央卸売市場によると、2025年の果物平均卸値は1㎏当たり599円と過去最高を記録し、10年前比で56%上昇した。こうした環境下で同社は調達のスケールメリットを生かし、価格を抑えながら果物使用商品を拡充する。スイーツ代替としてアイスを選ぶ消費者が増えているほか、酷暑による外出控えやストック需要も追い風となり、夏場の需要拡大を見込む。
昨年6~7月の同社アイス売上は4%増と伸長。なかでも果汁・果肉30%以上使用の「日本のフルーツ」シリーズが牽引し「果汁・果肉比率の高いアイスにフルーツ代替需要が発生した」と分析する。果物本来の特徴を生かすため毎年原料選定から見直しており、果実感の高さも支持を集めている。
今夏は「日本のフルーツ 山梨県産白桃」(7月14日、税込268円)、「同 栃木県産幸水」(8月11日、同)を投入。冷凍フルーツでは「完熟生マンゴースティック」(6月23日、税込181円)を全国展開する。これまでスイカ、パイン、マンゴーなどを発売しており、「通常の冷凍フルーツの3~5倍売れる」など好評という。
このほか、近年人気が続くチョコミント需要にも対応する。「チョコミントワッフルコーン」(7月7日、税込365円)は北海道産ミントを使用。「クールチョコミント」(7月28日、税込238円)はリキャップ可能なカップ仕様で異なる客層を取り込む。また、丸永製菓の炭酸氷技術を活用した「弾けるしゅわしゅわアイスバー エナジードリンク」も投入する。外出控えで近場需要が高まる中、コンビニならではの限定品や季節品で需要喚起する。




