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ホッピー屋ならではの唯一無二の炭酸水が登場 独バルトハース社のアロマテクノロジー採用し3種のホップエキスを独自にブレンド

 ホッピービバレッジの石渡美奈社長が「ホッピー屋ならではの、恐らく我々でしか作れない炭酸飲料」と自信をのぞかせる新商品「HPY ホップウォーター」(以下、ホップウォーター)が5月21日、調布工場(東京都調布市)でお披露目された。

 同商品は、世界有数のホップサプライヤーであるドイツBarthHaas(バルトハース)社と共同開発された、バルトハース社のアロマテクノロジーを採用し3種のドイツ産ホップエキスを独自にブレンドした炭酸水(360mlリターナブルびん)。

 7月20日の海の日、業務用ルートで発売開始される。

石渡美奈社長
石渡美奈社長

 同商品について石渡社長は「弊社のホップの仕入れ元であり、ホップ業界の世界的権威であるバルトハース社のアロマテクノロジーと『ホッピー』醸造78年の我々のホップテクノロジーの2つの技術が融合した完全ノンアルコール炭酸水。創業理念である天然物へのこだわりをきっちり守り、香りは全て天然ホップ由来」と胸を張る。

 3種のホップエキスは、柑橘系とハーブ系の香りが特徴のアロマホップ(第1ホップ)とウッディな香りのホップ(第2ホップ)、第1ホップと第2ホップの2つのメインホップのつなぎ役ホップ(第3ホップ)で構成される。

 生産技術部門の横山健一部門長は「3種のポップ由来成分が織りなす三層構造の味わいは、それぞれの特性を緻密に設計、調和させることで実現。アルコールゼロ、糖質ゼロでありながら、立体感と奥行きのある飲み応えを追求した。緑茶に多く含まれるアミノ酸成分でリラックスに関する研究報告がなされているL-テアニンを配合している」と説明する。

 このようなこだわりにより、ホップの健やかでグリーンな香りとともにほっと一息つくドリンクタイムの創出を提案する。

 「『ホップウォーター』は全世界の人に楽しんでいただけて、若者世代が気軽に手に取れる健康飲料。お酒が飲めない方には少しお酒を飲んだ気分が味わえる。お酒が飲める方には、お酒でないけれど満足できる」と石渡社長は語る。

 ポップ由来ならではの軽やかな味わいで食事との調和性を追求し、幅広い料理やシーンに寄り添う設計となっている。

グラスはワイングラスや丸みのあるタンブラーでの提供を推奨
グラスはワイングラスや丸みのあるタンブラーでの提供を推奨

 飲用シーンについて、マーケティング&セールスグループの関祐希リーダーは「ホテルのラウンジや自然食にこだわったレストラン、イタリアンやフレンチなどの料飲店様に1000円前後でご提供いただくことを想定している。冷やして香りをお楽しみいただけるようにグラスには氷を入れず、グラスはワイングラスや丸みのあるタンブラーを推奨する」と述べる。

 ヒアリング目的に一部の料飲店に「ホップウォーター」を案内したところ、老舗の日本料理店や寿司屋などから採用の内諾を得る。

 石渡社長も「これまで『ホッピー』を導入して下さらなかった料飲店様も『ホップウォーター』の採用を決めて下さった。今まで頑として開かなった扉が開くという感覚がある」との手応えを得る。

 新たな業態としては、客席に栓抜きが置かれる回転寿司に着目する。
 「子どもが親のために栓を開けるといったように、ひと手間を楽しめる場を創出する製品にしていきたい」と力を込める。

 容器は「ホッピー」と同型で透明のリターナブルびんを採用。
 「桜の花のマークやHPY(HOPPY)の文字をデザインしているが『ホッピー』とは異なる本当に新しい飲料として捉えていただきたい」と呼びかける。

 ホップを用いた製品であることが一目でわかるようにビジュアルにもこだわった。
 ニューヨークのクリエイティブチームがデザインを手掛け、ホップをメインビジュアルに採用した。
 「ニューヨークから見た和風テイストを爽やかに力強く描いた。9枚のホップの葉の中に隠れアイコンで存在するハートは、社員や『ホッピー』応援団からいただく当社製品への愛を表現した」という。

 サーキュラーエコノミー(循環経済)や環境負荷低減に配慮し、調布工場から片道100キロ・往復200圏内のほぼ関東圏にて地産地消型で流通させる。エリア拡大や家庭用ルートでの販売も視野に入れる。

 「歳をとればとるほど楽しくなる社会の実現や真に豊かな毎日を創ることをお手伝いしていきたい。究極は安寧安心な地球を残していきたい」と意欲をのぞかせる。

 「ホップウォーター」開発の契機は、2024年秋に石渡社長が訪れたミュンヘンで開催された展示会だった。

 「バルトハース社のブースでホップの新しい使い方の試作品と出会い『これをやりたい』と申し上げたところ、ご担当の方がレシピの開示から技術協力まで何でもするとおしゃって下さった。ドイツとは設備も水も気候も異なることから、レシピが同じでも同じようにはならず、ドイツと調布で何度もやりとりした。新製品をお披露目できて、これで私も本当に3代目になれたと思っている」と振り返る。

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