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フタバ食品「サクレ」新TVCM 41年目の夏へ攻勢 

 フタバ食品は5月19日、「サクレレモン」の新TVCM発表会を都内で開催した。発売41年目となる今年もキャンペーンや全国6か所でのサンプリングを予定し、夏本番に向け需要喚起を強化する。

 前8月期は40周年施策として放映したテレビCM効果や周年記念商品が寄与し、「サクレ」シリーズ売上が前年比110%と伸長した。齋藤貞大社長は「お客様の温かい声にブランドの力と絆の強さを改めて実感している」と述べた。

 会場にはCMに2年連続出演する伊原六花さんが登壇。「サクレ」に関するクイズ企画では、全問正解した伊原さんに撮影で使用した全長120cm超の巨大スプーンが贈られた。

 発表会後の個別取材で齋藤社長は、足元の販売について「5月は110%程度で堅調に推移している」と説明。一方で天候の影響は大きく、「35℃を超えると外出控えなどもあって物量が落ちる」と“暑すぎる夏”への危機感を示した。

 需要喚起策として実施するサンプリングは、今年初めて福岡でも展開する。昨年は各地とも好天に恵まれ、昼過ぎには予定数量を配布し終える会場もあるなど好評を博した。

 一方、原材料・資材価格上昇への対応は課題となる。中東情勢を背景に包材価格等の値上げ要請が続いており、齋藤社長は「トップシーズンに入る中で非常に厳しい」と説明。ただ、「この時期に価格改定するわけにはいかない」とし、夏場は現行価格で対応する考えを示した。値上げ対応はここ数年続いており、「最近は物量への影響も出てきている」と指摘。今後については、中東情勢や原油動向を注視しながら価格見直しも検討する考えを示した。

 新工場計画については、建設費が当初計画比で1~2割超上昇していると説明。一方で工期はおおむね計画通りに進んでおり、6月着工、27年末までに全ラインのテストを進める方針。齋藤社長は「新工場では原価低減につながる設備を導入し、競争力を高めたい」と説明した。また、西日本エリアについて「まだ弱い」と課題を挙げ、「地場メーカーとの競争や価格面の厳しさはあるが、定番・バラエティ商品の強みを生かしていく」と語った。

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