加工食品菓子米菓でおいしさ・携帯性・保存性を追求した「おすきなひとくち」に磨き 3種の海苔をブレンドした新フレーバー登場 金吾堂製菓
カナエ モノマテリアルパッケージ

米菓でおいしさ・携帯性・保存性を追求した「おすきなひとくち」に磨き 3種の海苔をブレンドした新フレーバー登場 金吾堂製菓

 金吾堂製菓は、米菓でおいしさ・携帯性・保存性を追求した「おすきなひとくち」ブランドの提案に磨きをかける。

 2025年9月にブランド全品のパッケージを刷新して以降、販売は上向いており、この勢いを加速させるべく4月6日に3種類の海苔をブレンドした新フレーバー「3種ののり香る のり塩煎餅」を発売開始する。

 新フレーバーについて、取材に応じた碓田憲司常務取締役商品企画開発室長は「間口(喫食者層)が広く、米菓との相性を考えて、のり塩味に着目した。のり塩味は、スナックでは定番フレーバーではあるものの、米菓では多くないことから一度チャレンジしてみようと考えた」と語る。

 ブレンドした3種類の海苔は、青のり・焼きのり・あおさ。「3種類を合わせることで、単一の海苔では出せない、奥行きのある海苔感を表現するとともに、しっかりお煎餅の味わいも感じていただける味付けになっている」と説明する。

 9月のパッケージリニューアルでは、米菓売場のトーンに合わせるべく、新規性を打ち出すべく採用したビビッドな配色を改めた。

 「米菓売場は50代以上の方が多く訪れることから、パッケージが元気すぎる配色だと、真面目にモノづくりに取り組んでいることが伝わりにくいと考えた。一方で、米菓売場に溶け込み過ぎてしまうと、同質化してしまうため、目新しさと真面目さのバランスを考えながらリニューアルに踏み切った」と振り返る。

 落ち着きのある和モダン風デザインへと刷新し、金吾堂・おすきなひとくち・フレーバーの順に自然と読めるレイアウトを採用。実物大の煎餅写真を中央に配置し、特別感にのれんをくぐるような身近な仕草を組み合わせた。

 「おすきなひとくち」は、チャック機能を付与したスタンディングパウチを採用して自由な時間・携帯性・保存性の想起に重きを置いた、ひとくちで食べられるうす焼タイプの米菓。家族の団らんから仕事中のブレイクまで幅広い喫食シーンに寄り添ったものであること訴求している。

 アイテムでは「米つぶ醤油煎餅ザクっと濃い醤油」と「米つぶ塩焼煎餅 3種だしの豊かな旨味」が善戦している
 同2品は、コメの粒を潰さないように蒸し上げる同社独自の「つぶ蒸かし製法」で製造し、噛むほどにコメの風味が楽しめるように仕立てられている。

 昨年3月、「米つぶ醤油煎餅ザクっと濃い醤油」に採用したところ「前身商品と比べて落ち幅が改善されており、9月のパッケージリニューアルでさらに動きがよくなっている」という。

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