加工食品健康・機能性食品味の素「アミノバイタルONE」 ファンから生まれた初の共創型商品 史上最大のアミノ酸 10,000mg配合
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味の素「アミノバイタルONE」 ファンから生まれた初の共創型商品 史上最大のアミノ酸 10,000mg配合

 味の素社は、昨年発売30 周年を迎えた「アミノバイタル」から、初のファンコミュニティ共創型製品「アミノバイタルONE」ゼリードリンクを4月1日から発売。発売に先立ち31日、東京・渋谷のTRUNK HOTEL ONDEN(渋谷)で新製品のお披露目会を開催。芸能界きってのマラソン愛好家のハリー杉山氏の司会で進められ、開発パートナーである「アミノバイタル アスリートクラブ」のメンバーをはじめ、トップアスリート、市民アスリート、アンバサダー、写真家など総勢約 200 名が集結。開発担当者より開発背景や開発ストーリー、裏話などが披露された。

新製品お披露目会の集合写真
新製品お披露目会の集合写真

 製品開発にあたり、メンバーからはトライアスリートが運動中に重視する「持続的なエネルギー源」「電解質補給」「リカバーサポート」という 3 つのニーズと、過酷な運動時でも飲みやすく、補給しやすい設計であること。手に取りたくなるデザイン性も重要な要素であることなどの声が寄せられた。インタビューやアンケート、試飲会、ミーティングなどを実施。試作は100回以上に及んだ。

 できあがった「アミノバイタルONE」ゼリードリンク(130g)は、ハードな持久系競技で大切な糖質、ロイシン高配合 EAA、電解質、クエン酸など必要なものを1本に詰め込んだブランド史上最大量のアミノ酸 10,000mg を配合した、甘さ控えめの塩レモン味の“オールインワンゼ。キャップ付きパッケージなので、⻑時間に渡るレースの好きな時に好きな量を飲むことができる。発売チャネルはスポーツ量販店、ECなど。

 製品名には3つの“ONE”の意味が込められている。独自設計のアミノ酸 10,000mgに加え、糖質・電解質・クエン酸を 1 本に詰め込み、持久系競技に大切な栄養素をオールインワンで補給できる「All-in-ONE」。1,400 名超のアスリートとの対話から生まれた、初のファンコミュニティ共創型プロダクトによる「Only ONE」。それぞれの“自分にとっての No.1”を、この 1 本で支えたいという想いを込めた「No.1(ONE)」への挑戦。

 顧客との直接的なつながりにより価値を共創する「ファンマーケティング」を志向する同社にとって「アミノバイタルONE」は、その第1弾商品。同社のファンコミュニティ「アミノバイタル アスリートクラブ」に所属する1,400名超のアスリートとの共同開発プロジェクトを経て誕生。100年を超える社の歴史を経て初めて挑んだ、ファンコミュニティとともに0から作り上げた渾身の商品だ。

割田竜夫部長
割田竜夫部長

 お披露目会の中で、スポーツ&ヘルスニュートリション部の割田竜夫部長は、「思い起こせば2024年12月のアスリートクラブの忘年会で、何か一緒に商品を作りたいという考えから始まった。この間、どのような商品がいいのか、どのような味がいいのか、ゼリーがいいのかなど、一から皆さんの意見を聞いた。あれから1年3カ月が経ち、商品ができあがった。このようなことは味の素としても初めての経験だ。アミノ酸100年の研究をこれに費やした。これは皆さんが作り出した商品だと思っている」と挨拶。参加者から大きな拍手がおこった。

 スポーツ&ヘルスニュートリション部の堺悠一朗プロジェクトリーダーは、「30 年に渡り培ってきたブランドの知見が、競技者の本質的なニーズにどこまで寄り添えているのか。その問いに向き合い、今回は開発の起点をユーザーとの対話に置き、プロセスそのものを見直した。成分や配合量への徹底したこだわりに加え、手にすることで気持ちが前を向く存在であること。その想いを設計やパッケージの細部にまで反映した。また食品研究所ウェルネスソリューション開発センター 「アミノバイタル」研究開発担当の井上健一郎氏は「こだわりぬいた成分配合と飲みやすさで、極限状態で戦うアスリートを強烈にサポートしてくれる製品ができた」と抱負。スポーツ&ヘルスニュートリション部「アミノバイタル」マーケティング担当の飛坂みはる氏は「初のファンコミュニティ共創型製品ということで、全ての段階でアスリートと対話しながら製品開発を進めた。アスリートの皆さん全員が製品開発者といえる」と語った。

お披露目会後、割田部長は「味の素の一般的な商品は、まずはマスの情報を集め、テレビCMをドンと打って宣伝。開発にあたっては、どうしても甘さや飲み易さ、おいしさに偏ってしまう。今回のファンコミュニティ共創型商品は、味や機能などについてアスリートが本当に思っていることは何か、本当にほしいものは何かなどを一から積み上げて開発した。スポーツセグメントの商品はエンゲージメントが強く、俺たちの商品だという意識が強い。ファンコミュニティを通してこうした熱量を発信できればと思う」など語った。

司会のハリー杉山氏(1列目左から2人目)と開発者の飛坂みはる氏、堺悠一朗氏、井上健一郎氏、ゲスト)
司会のハリー杉山氏(1列目左から2人目)と開発者の飛坂みはる氏、堺悠一朗氏、井上健一郎氏、ゲスト)

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