流通・飲食小売2025年小売業態別統計
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2025年小売業態別統計

チェーンストア 買上点数減も値上げ・コメ高騰がカバー

 日本チェーンストア協会が発表した2025年1~12月のチェーンストア総販売額(46社9479店舗)は12兆8675億円で、既存店前年比は2.2%増。

 衣料品1.8%減。住関品0.4%増。食品全体は9兆864億円、3.5%増だった。

 うち農産2.0%増。畜産2.4%増。水産0.4%増。惣菜3.4%増。その他食品4.6%増。年間を通じて節約志向による買上点数の減少が続いたが、店頭価格の上昇やコメなど農産品の相場高で売上をカバーした。

 食品の四半期別販売額は、1-3月3.8%増、4-6月6.3%増、7-9月2.2%増、10-12月1.8%増となった。

食品スーパー コメ高騰と総菜がけん引

 食品スーパー3団体(全国スーパーマーケット協会、日本スーパーマーケット協会、オール日本スーパーマーケット協会)がまとめた2025年1~12月の全店売上高は13兆1491億円(速報値、以下同)、前年比3.9%増だった。うち集計270社の既存店総売上高は12兆8998億円、2.8%増となった。コメ価格高騰が数字を押し上げたほか、年間を通じて総菜が好調だった。

 全店の食品合計は12兆192億円(構成比91.4%)で前年比4.3%増(既存店3.1%増、以下同)。カテゴリー別にみると、生鮮3品合計は2.9%増(1.7%増)。うち青果3.5%増(2.4%増)、水産1.4%増(0.1%増)、畜産3.2%増(2.0%増)。
コメ価格高騰の影響を含む一般食品が5.9%増(5.1%増)と最大の伸び。総菜が5.0%増(3.5%増)で続いた。日配は4.1%増(2.8%増)、非食品1.0%減(1.3%減)、その他1.6%増(0.9%増)。

 エリア別は、北海道・東北3.4%増(2.0%増)、関東4.6%増(3.5%増)、中部3.6%増(2.6%増)、近畿3.8%増(2.5%増)、中国・四国3.8%増(3.2%増)、九州・沖縄1.1%増(1.8%増)。

 保有店舗数別は以下の通り。

▽1~3店舗0.5%減(0.5%増)▽4~10店舗2.2%増(1.8%増)▽11~25店舗4.0%増(2.9%増)▽26~50店舗3.0%増(2.6%増)▽51店舗以上4.3%増(3.0%増)。

コンビニ 客単価増も客数は4年ぶり減少

コンビニの実績
コンビニの実績

 日本フランチャイズチェーン協会(JFA)正会員7社の統計によると、2025年のコンビニ売上高は全店12兆583億円(前年比2.2%増)、既存店11兆5848億円(1.9%増)で、5年連続プラスとなった。

 背景には高付加価値商品の投入やクーポン配布をはじめとする販促施策の奏功に加え、過去最多となった訪日外国人や大阪・関西万博の開催なども寄与したとみられる。

 商品別では、おにぎり、カウンター商材、菓子、ソフトドリンク、アイスクリーム、カップ麺、玩具などが好調に推移。

 一方、来店客数は全店ベースで163億4142万人(同0.2%減)、既存店ベースで155億7479万人(同0.5%減)といずれも4年ぶりに減少。前年が閏年で営業日数が多かったことや、天候不順なども影響したとみられる。

 平均客単価は全店ベースで737.9円(同2.5%増)、既存店ベースで743.8円(同2.4%増)といずれもプラス。既存店は12年連続で前年を上回った。

百貨店 売上減も客数は過去最高に

 日本百貨店協会が発表した2025年1~12月の全国百貨店売上高は5兆6754億円で、既存店前年比1.5%減。うち国内は5兆1087億円で0.1%減。インバウンドは5667億円、12.7%減。客数は621.4万人、2.9%増で過去最高を記録した。

 地区別売上では東京2.9%減、京都2.3%減、福岡5.0%減、大阪は0.3%増だった。

 商品別では衣料品2.2%減、身のまわり品7.5%減、雑貨2.2%増、家庭用品1.0%減。

 食品は0.4%減。うち生鮮3.5%減、菓子1.7%増、惣菜0.6%減、その他食品0.9%減。

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