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コーヒー 生豆高騰の苦境下でこそ価値伝達の輪を 全日本コーヒー商工組合連合会が協力呼びかけ

 全日本コーヒー商工組合連合会(以下、連合会)は1月26日、都内で新年懇談会を開催し、コーヒー生豆高騰の厳しい環境下だからこそ会員企業が協力しながらコーヒーの価値を伝えていく必要性を確認し合った。

 鈴木修平代表理事会長は「高くなってしまったコーヒーの価値をもう一度消費者の方々に認めていただき、コーヒーを選択していただくことを業界として真剣に考えなくてはいけない。今まで以上に皆さまから知恵やご意見をいただき、会社の垣根を越えて力を合わせる年にしたい」と呼びかける。

 今年は「国際コーヒーの日」の10月1日に全日本コーヒー協会が中部地区でイベントを予定していることにも触れ、「今後、全国各地で様々な団体と協力しながらイベントを開催して、もう一度コーヒーの魅力を伝えるスタートの年でもあると思っている」との考えも明らかにする。

 来賓あいさつした農林水産省大臣官房新事業・食品産業部食品製造課の野添剛司課長は「農林水産省は昨年に成立した食料システム法を通じて、コストを反映した価格を実現する枠組みを運用していけるよう尽力していきたい」と述べる。

 連合会の山下雅彦専務理事(山下コーヒー社長)は乾杯のあいさつで「当社(山下コーヒー)は関東大震災の1年半後に会社を設立し、昨年100周年を迎えた。太平洋戦争や震災があっても這い上がってきた、先人たちのくじけぬ力はすごいものだと思う。コーヒー業界は力強いパワーのある業界」と語る。

 懇談会中には、1980年に発刊された『日本コーヒー史』に続き、日本におけるコーヒー業界の歴史をまとめる編集委員が発表された。

 編集委員長を務める連合会の萩原孝治郎顧問は「皆さんのお力添えがないとできない。『日本コーヒー史』に負けないくらい良いものを作らないといけないと思っている」と協力を仰いだ。

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