9.5 C
Tokyo
7.4 C
Osaka
2025 / 12 / 12 金曜日
ログイン
English
その他各種イベント・展示会・講演会通販食品展示商談会④ エコや環境対策を訴求した商品も

通販食品展示商談会④ エコや環境対策を訴求した商品も

 地域の知られざる逸品が一堂に集まる「通販食品展示商談会」。千興ファーム(熊本県上益城郡)は、鮮度にこだわった極上馬刺しを展示。熊本の澄んだ空気と大地で育まれた馬を自社一貫体制でていねいに加工。瞬間冷凍で鮮度を閉じ込め、赤身の旨みと脂の甘みをそのまま食卓へ。伝統と革新の技が織りなす逸品だ。

 川口納豆(宮城県栗原市)の「乾燥納豆」は、ひきわり納豆を味付けしないでそのままフリーズドライした商品。宮城県産大粒大豆を使用。様々な料理に手軽にトッピングでき、ごはんはもちろん、サラダやスパゲッティ、味噌汁におすすめ。介護食や離乳食、わんちゃんにも。携帯しやすく、輸出にも向いている。

 金高水産(千葉県鴨川市)は、タラバガニやズワイガニなどを中心に展開。たらばがにの剥き身は解凍後そのまま食べられ、必要な分だけ使える。殻ゴミが出ないのも特徴で、時短とエコの両方を兼ねている。甲羅盛は電子レンジ調理が可能であり、一般消費者だけでなく飲食店などでも便利。

 バリューエバーフーズ(東京都渋谷区)は、誰でも安心して食べられるようにと「長生き健康カレー」を発売。化学調味料や香料、着色料、酸味料、保存料を一切使わず、カレーの油っぽさ・重たさを抑えるために植物性油を使用することで、コクを保ちながらスッキリした味わいに仕上げている。「お孫さんたちがおじいちゃんやおばあちゃんにプレゼントしてほしい」と同社。子どもからお年寄りまで食べられるよう、減塩により辛さを除いたスパイシーなカレーに仕上げた。工場の製造ラインを拡充して大量生産を実現。来年から「子どもカレー」を発売する予定。

 丸魚 魚沼水産(新潟県小千谷市)は、水産物の卸、小売、加工を展開。現代に生きる人々の心の豊かさと健康に貢献するために、おいしく新鮮で安心・安全な水産物を提供している。
 有名シェフ監修のプレミアムフードギフトを展開するミッション(大阪府吹田市)は、レストランのシェフが監修した個性あふれるカレーの食べ比べセットが人気。ヤマノ企画(大阪府大阪市)は、キッチンカーで販売していた本格的なスパイスカレーが自宅やキャンプなどで簡単に作れるスパイスキットを販売。三印 三浦水産(北海道函館市)の「いくら醤油漬け」は、北海道産原料だけを使い素材の持ち味を十分に生かした逸品。創業100年の老舗の米沢牛黄木(山形県米沢市)の「米沢牛入り濃旨デミハンバーグ」は、米沢牛と国産豚を合挽きにした、肉の旨みが楽しめるハンバーグ。

(おわり)

関連記事

インタビュー特集

日本酒「獺祭」輸出4割増 「海外トップブランドが強み」桜井社長

清酒「獺祭」の輸出が世界各国で伸びている。前9月期は総売上高213億円(前年比9%増)のうち、輸出実績(未納税含まず)は79億円、実に4割増だった。

日清オイリオ久野社長 価格改定の早期完遂目指す 家庭用、中長期視点で強化

日清オイリオグループの久野貴久社長は、喫緊の課題として価格改定の早期完遂と、ホームユース(家庭用油)の販売強化に取り組む方針を示した。

J-オイルミルズ春山社長 次元の異なるコスト環境 油脂、価格引き上げ急ぐ

J-オイルミルズの春山裕一郎社長執行役員CEOは、油脂のコスト環境が悪化する中で、「価格改定の浸透を急ぐ」方針をあらためて強調した。

新潟・葵酒造、2年目は自社栽培米で仕込む 「Domaine Aoi」始動 「日本酒になじみがない方にも」青木代表

「飲むことで幸せを感じられるような日本酒を提供していきたい」と話すのは葵酒造(新潟県長岡市)の青木里沙代表取締役。昨年冬、JR長岡駅からほど近い場所に位置する創業160年超の旧高橋酒造から事業を引き継ぎいだ。

カゴメ次期社長 奥谷晴信氏 国内、新たな成長軸を模索 国際、M&Aも視野に成長を

カゴメの次期社長(2026年1月1日付)に内定した奥谷晴信現取締役常務執行役員(一部既報)。アジア事業カンパニーやグローバルコンシューマー事業部、国際事業本部などキャリアの多くを国際事業に携わってきたが、21年以降は国内事業でも手腕を発揮。