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キーコーヒー上期増収増益 売上原価増加も各セグメントでの増収が増益に寄与 柴田社長「収益力強化を各部門がしっかり認識」

 キーコーヒーの上期(3月期)の決算は増収増益となった。
 売上原価が増加した中で、各セグメントでの増収が増益に寄与。コストプッシュによる価格改定のほか、業務用コーヒー事業で大阪・関西万博による人流増加に対応したことなどが功を奏した。

 上期、売上高は前年比13.2%増の438億5500万円、営業利益は29.5%増の7億1200万円、経常利益は43.3%増の8億8500万円、親会社株主に帰属する中間純利益は65.6%増の6億200万円。

 増収増益となった上期業績について、11月28日、決算説明会に臨んだ柴田裕社長は「さまざまな物価が上がり厳しい環境ではあったが、収益力の強化を営業部門のみならず各部門でしっかり認識してやってきたことに尽きる」と総括する。

柴田裕社長(中央左)、河合啓輔執行役員管理本部長兼総務人事部長(中央右)、  福田厚執行役員経営企画部長(左)、手塚武士財務部長(右)
柴田裕社長(中央左)、河合啓輔執行役員管理本部長兼総務人事部長(中央右)、  福田厚執行役員経営企画部長(左)、手塚武士財務部長(右)

 業務用コーヒー事業では、喫茶店・ホテル・レストランなどに収益力強化を目的に「トアルコ トラジャ」や「氷温熟成珈琲」など付加価値の高いコーヒーの販売を推進。

 取引関係の強化の取り組みとしては全国各地で取引先向けのコーヒーセミナーなどを実施した。
 8月には業務用商品をオンライン購入できるサイト「KEY‘S TABLE」を開設した。

 「大阪・関西万博で外国人・日本人の人流が活発化した。その動きを捉えて、しっかり訴求できたことも’収益力が少し上向いたことに貢献したと考えている」と柴田社長は振り返る。

 商品・サービスの提案とともに価格改定の浸透も図った。

 収益力強化について、河合啓輔執行役員管理本部長兼総務人事部長は「企業努力で吸収できない分、価格改定をしっかりさせていただいたことが一番効いたと考えている。小売商品も価格改定の浸透を図ったことで上期の増収増益につながった」と説明する。

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