イタリアのトマト保存加工企業で構成するイタリア野菜保存食品産業協会(ANICAV)は、高品質でおいしく、汎用性の高さで知られる欧州、イタリア産のトマト保存食品を奨励するプロモーション「レッドゴールド ヨーロッパ(Red Gold from Europe)」を展開しており、その一環として名古屋市中区丸の内の和食会席「料亭 河文」で食品関係者や報道関係者など約70名を招いて「真っ赤なトマトの夕食会」を開催。欧州産、イタリア産のトマト缶を使った和洋フュージョン料理を振舞った。
これは高品質でおいしく、汎用性の高さで知られる欧州、イタリア産のトマト保存食品を奨励するプロモーション活動の一環として実施。当日はANICAVが展開する100%欧州産トマト缶をはじめとするトマト保存食品の認知度アップを図るプロジェクトの活動内容を説明し、トマト缶を使った和洋コラボによる特別メニューを試食した。

レッドゴールジャパンチームの宮口香保里氏は、レッドゴールド・トマトが支持されている理由として、地中海の自然なコンディション(トマト栽培に理想的な自然環境)、美味しさ(加熱料理によりうま味、甘味がアップ)、高い栄養価(抗酸化作用のあるリコピン含有量が生鮮トマトより豊富)、簡便さ(時短料理)などあげ、このトマトを使った皮むきホールトマト、チャリートマト、カットトマト、ピューレ、ペーストを世界で販売している状況を説明。

2024~25年のレッドゴールドの活動として「プレスツアー『真っ赤なトマトに出会う旅』」「プレスイベント『真っ赤なトマトの夕食会』」「FOODEX JAPAN(国際食品・飲料展」出展」「レッドゴールドトマト店頭キャンペーン(イオン)」「ホワイトデーレストランウィーク」「石川県珠洲市学校給食でのトマト缶を使った炊き出し」「ふくしつながりフェスタ」「日本各地の食材とのコラボ」「YouTubeライブクッキングセッション」「インスタ投稿レシピチャレンジ」「海苔巻きアート&味噌玉アートワークショップ」などを紹介した。
夕食会に先立ち全日本司厨士協会東海地方本部の森繁夫会長は、「トマトはあらゆる料理に使われる大事な食材だ。今宵は赤いトマトと音楽、楽しい語らいを通して楽しんでほしい」と挨拶し、乾杯の音頭でとった。

「河文」は400年の歴史と伝統を受け継ぐ、名古屋最古の料亭で、当日はトマトソースをかけた前菜から始まり、「トマトソースをかけた飛騨牛炙焼」「トマトリゾット」「トマトのグラニテ」などを試食。「河文」の呑名直輝シェフは和食とトマトとのコラボについて「トマト昆布だしの知識があったので、今回が初めての経験だが、いくつかのメニューにトマトを使ってみた。海外からのお客様も増えているので、他のメニューへの使用も考えて行く」と語った。


