10.5 C
Tokyo
9.4 C
Osaka
2025 / 11 / 19 水曜日
English
加工食品製粉熊本製粉 業務用米粉シリーズに銀賞 Pentawards2025で快挙
2025台湾食品調達商談会 in Osaka by 台湾貿易センター

熊本製粉 業務用米粉シリーズに銀賞 Pentawards2025で快挙

 熊本製粉の「業務用米粉シリーズ」は「Pentawards2025」の食品部門銀賞を受賞した。同社米粉シリーズのパッケージデザインが国際的なデザイン基準に照らして高く評価された形だ。

 「Pentawards」は2007年に設立されたパッケージデザインに特化した国際的なコンペティション。毎年世界62か国から2000件以上の応募が集まる業界屈指のデザインアワードとして知られる。審査員は20か国以上から50人以上のメンバーで構成される。

 熊本製粉では昨年「業務用米粉シリーズ」7製品について「上質さ」「素材感」「地域性」などのブランドイメージを高めるべく、製品特長や品質面が伝わる今回のパッケージデザインに変更している。

 パッケージデザインは生産農家が大切に育てた米への想い、加工者がパンやお菓子にかけた想い、米粉商品を届けるまでのそれぞれの想いである「おいしさのバトン」をデザインに表現。裏面には想いや原料、製法へのこだわり、米粉の特長など米粉にまつわるキャッチコピーやメッセージを入れて米粉の魅力を伝えている。

 なお、「業務用米粉シリーズ」はパン用(デンプンたいせつ製法)の「瑞穂 パン用米粉」(国産)、「九州産米米粉H」(九州産)、「熊本県産米米粉F」(熊本県産)すべて20㎏、菓子用(ふんわり微粉末製法)の「瑞穂 菓子用米粉」(国産)10㎏と20㎏、「穂波(菓子用米粉)」(九州産)10㎏、「熊本県産米米粉(菓子用)」(熊本県産)10㎏となっている。

関連記事

インタビュー特集

カゴメ次期社長 奥谷晴信氏 国内、新たな成長軸を模索 国際、M&Aも視野に成長を

カゴメの次期社長(2026年1月1日付)に内定した奥谷晴信現取締役常務執行役員(一部既報)。アジア事業カンパニーやグローバルコンシューマー事業部、国際事業本部などキャリアの多くを国際事業に携わってきたが、21年以降は国内事業でも手腕を発揮。

ウーケ 花畑佳史社長 パックごはん、第4工場が来春本格稼働 国内外に新規拡大増やす

利便性と品質向上により、年々市場を拡大するパックごはん。最近はコメ価格高騰の影響や防災食への利用増加が相まって、需要はさらに伸びている。

明星食品 新提案「麺の明星 主食麺宣言!」 4つの軸の袋麺アレンジで食事性アップ

明星食品は、こだわりの麺技術で開発した商品ラインアップを全面に押し出し、新たに「麺の明星 主食麺宣言!」と銘打ったプロモーションを大々的に展開している。

イチビキ 中村拓也社長 豆みそ・たまりNo.1の矜持を 人口減睨み業務用・海外強化

安永元年(1772年)創業の醸造・食品メーカー、イチビキ。今年6月20日付で同社社長に就いた中村拓也氏は、98年入社。

「大豆ミート」対談 マルコメ・日本製鋼所 次世代型食品へ課題と提言

健康志向が高まり、プラントベースフード(PBF)にも関心が集まる中、2023年9月に大豆ミートメーカー5社が発起人となり、「日本大豆ミート協会」が設立された。

〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点

〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点