熊本製粉の「業務用米粉シリーズ」は「Pentawards2025」の食品部門銀賞を受賞した。同社米粉シリーズのパッケージデザインが国際的なデザイン基準に照らして高く評価された形だ。
「Pentawards」は2007年に設立されたパッケージデザインに特化した国際的なコンペティション。毎年世界62か国から2000件以上の応募が集まる業界屈指のデザインアワードとして知られる。審査員は20か国以上から50人以上のメンバーで構成される。
熊本製粉では昨年「業務用米粉シリーズ」7製品について「上質さ」「素材感」「地域性」などのブランドイメージを高めるべく、製品特長や品質面が伝わる今回のパッケージデザインに変更している。
パッケージデザインは生産農家が大切に育てた米への想い、加工者がパンやお菓子にかけた想い、米粉商品を届けるまでのそれぞれの想いである「おいしさのバトン」をデザインに表現。裏面には想いや原料、製法へのこだわり、米粉の特長など米粉にまつわるキャッチコピーやメッセージを入れて米粉の魅力を伝えている。
なお、「業務用米粉シリーズ」はパン用(デンプンたいせつ製法)の「瑞穂 パン用米粉」(国産)、「九州産米米粉H」(九州産)、「熊本県産米米粉F」(熊本県産)すべて20㎏、菓子用(ふんわり微粉末製法)の「瑞穂 菓子用米粉」(国産)10㎏と20㎏、「穂波(菓子用米粉)」(九州産)10㎏、「熊本県産米米粉(菓子用)」(熊本県産)10㎏となっている。


