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逆光線(コラム)ネクタイ・歳暮・年賀状

ネクタイ・歳暮・年賀状

 季節がようやく暦に追いついてきた。急速な朝夕の冷え込みを受け、装いも本格的に秋冬仕様。コートの出番も近い。近年はクールビズの浸透にコロナ禍や猛暑も手伝って、ビジネススタイルはカジュアル化が加速。思えばネクタイを締めるシーンも大きく減った。

▼11月に入り、冬のギフト商戦が各地でスタート。中元・歳暮は旧来の目的がすっかり影を潜め、今季も主流は自家需要や家族・友人などごく近しい人へのカジュアルギフト。バレンタインと同様、義理やしがらみはだいぶ薄れている。

▼ここ数年、仕事先から年賀状納めの連絡が相次いでいる。個人間でも、新年の挨拶はハガキからメールやSNSへ移行。先日訪れた大手雑貨店で「年賀状納め」コーナーが大々的に作られているのには驚いた。

▼ネクタイ、中元・歳暮、年賀状。いずれも環境の変化や虚礼廃止の名のもとに市場構造が大きく変化した。それでもネクタイは需要が二極化する中で高付加価値・高単価商品が堅調と聞く。ギフトもプチ贅沢商品は活況だ。時代の流れと一言で片づけるのはもったいない。

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