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加工食品菓子亀田製菓「こつぶっこ」独自製法で開発されたこだわりの製品を訴求して以降バカ売れ 24年は前年比50%増を記録

亀田製菓「こつぶっこ」独自製法で開発されたこだわりの製品を訴求して以降バカ売れ 24年は前年比50%増を記録

 亀田製菓の揚米菓のロングセラーブランド「こつぶっこ」が勢いづいている。その契機は2023年1月の価格改定に伴うパッケージリニューアルだった。

 6月6日、取材に応じた歴舎(れきしゃ)直輝国内米菓マーケティング部米菓スナック第2グループマネージャーは「原料料やエネルギーコストの高騰から、価格改定を実施するとともに、独自製法で開発された商品の価値を改めて伝えていこうと考え、キャラクター一辺倒だったパッケージデザインを見直した」と振り返る。

旧パッケージの「こつぶっこ」
旧パッケージの「こつぶっこ」

 キャラクターを前面に押し出したデザインから、キャラクターの露出の比重を下げ、生地由来のおいしさに立脚したデザインへと改めた。

 加えて、店頭棚での陳列効率を考え、これまでの横型のデザインから表面と裏面で縦型と横型が使い分けられるデザインに変更したところ需要が急伸。

 リニューアル発売時期に投入した派生品の第2フレーバーとともにバカ売れの状態が続く。

 「キャラクターの力で“子どもっぽい食べ物”と見せるのではなく、こだわりの生地と1つの商品に約120粒が入ったボリューム感がしっかり見えるデザインに変更した。さらに大人にも、より多くの方に「こつぶっこ」ならではのおいしさを味わっていただきたいと考えて第2フレーバーとして『黒糖シナモン味』を発売した。このようにして、製品のおいしさを訴求する商品へと見せ方を変えたのがスタートとなった」と語る。

 生地については独自製法により「揚米菓でありながら小粒の形状が最大の商品価値」と胸を張る。

 味つけにもこだわった。「醤油と砂糖、はちみつを使った、甘じょっぱさが特徴。はちみつやお米で作られていることから、やさしいイメージも持たれて支持されている」という。

 インテージSRI+(2021.1~/ブランド別推計販売規模 金額)によると、売上高は、リニューアル前の2021年と22年では、ほぼ横ばいで推移していたのが一転。23年に22年比16%増、24年に23年比50%増と拡大し、今期(3月期)も、続伸した2年間の反動減に見舞われることなく伸び続け、非常に好調に推移している。

 高まる需要に対応するため、24年8月には白根工場 (新潟県新潟市)に包装ラインを強化。これにより「こつぶっこ」ブランドは、安定して2品を供給できる体制を整えた。重点ブランドの1つとして、今期もさらなる拡大を図る。

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