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加工食品菓子フルタ製菓、12年連続で売上拡大 焼き菓子・「チョコエッグ」・業務用チョコ・羊羹が牽引

フルタ製菓、12年連続で売上拡大 焼き菓子・「チョコエッグ」・業務用チョコ・羊羹が牽引

フルタ製菓の前期(3月期)売上高は前々期比3%増の232億円、杉本屋製菓を含めたグループ計では5%増の262億円を記録し、12年連続の売上拡大を達成した。焼き菓子、「チョコエッグ」ブランド、業務用チョコレート、杉本屋製菓の羊羹などの好調が牽引した。

5月21日、取材に応じた古田盛彦社長は「カカオショックでカカオが高騰する厳しい環境の中、売上高については業界平均の成長を確保できた。焼き菓子と業務用が牽引し、杉本屋製菓もある程度引っ張ってくれた」と振り返る。

焼き菓子は、袋入りのファミリータイプと箱入りタイプがともに好調に推移し、売上高は二ケタ増となった。

中でも箱入りタイプは、買いやすい価格帯と陳列のしやすさで引き合いが強まり、100円ショップ業態にも導入されている。

「チョコエッグ」ブランドについては「絶好調」と胸を張る。直近では2月3日に発売開始した「チョコエッグ(ピクミン)」が想定以上の早いスピードで予定数量を完売した。

「チョコエッグ」ブランドは現在、「チョコエッグ」と「チョコエッグキッズ」の2つのシリーズを柱に位置付け、「カラフルエッグチョコ」「ちょこチョコチョコエッグ」を姉妹品として展開している。

キャラクターによっては書店や日用雑貨店に採用されることもあり、「売場や顧客層にある程度広がりが出てきている」という。

一方、ファミリーチョコレートやポケット菓子は、カカオショックで価格改定や減量を余儀なくされる中で善戦。

「ファミリーチョコレートは前期、特売を打ちにくく販売数量は苦戦したが、派生品とともに提案させていただいたことが受け入れられて配荷率を上げることができた。『生クリームチョコ』は配荷率80%を超えている」と語る。

ポケット菓子の「セコイヤチョコレート」は原材料の値上がりにより一時期休売していたが、昨秋にアーモンドを前身商品に比べて25%増量するなどしてリニューアル発売してから回復傾向にある。

業務用チョコレートでは、昨夏の猛暑でアイスクリーム用の専用チョコが好調となった。

杉本屋製菓の羊羹の好調要因については「チョコレート市場で特売が減った半面、クッキーや半生の羊羹、スナックなどの市場では特売が増えたことが追い風になったのかもしれない。杉本屋製菓の羊羹は価格改定したのにもかかわらず販売数量が増加した。羊羹は、手軽に買えて栄養価がある程度高く日持ちもするため割と重宝される」とみている。

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