14 C
Tokyo
16.1 C
Osaka
2026 / 02 / 15 日曜日
ログイン
English
トップニュースコメ高騰で苦戦「釜めしの素」 てこ入れへ期間限定品 備蓄米との連動にも期待 丸美屋食品

コメ高騰で苦戦「釜めしの素」 てこ入れへ期間限定品 備蓄米との連動にも期待 丸美屋食品

丸美屋食品工業は、低調な動きを強いられている釜めしの素のてこ入れを図る。

6月19日から7月末までの期間限定品として「ひよこチップ入りのりたま」付きの「とり釜めしの素」「五目釜めしの素」を一部の量販店で展開する。発売65周年を迎えた「のりたま」とコラボした企画品を通して需要や購買を喚起する。

同社の釜めしの素群の今12月期販売実績は、1~5月の累計で前年比8%減。主力の「とり釜めしの素」「五目釜めしの素」がともに10%減と前年を大きく下回った。ふりかけ群と中華群がともに同3%増、セット米飯などの米飯群が同14%増と順調な動きを示す一方、釜めしの素は主力品を中心に低調に推移。市場もほぼ同様の動きを余儀なくされている。

物価上昇と節約傾向、さらにコメの価格上昇が続くなか、ふりかけは市場も順調に推移している。コスパの良さが評価されているとみられる。

「コメに対する消費者の関心が高まり、コメやコメ関連の商品が見直されている」(同社)可能性がある。

これに対し、釜めしの素は低調に推移している。同社は「コメの価格が上がり、炊飯機会が減っているのかもしれない」「コメ関連商品の販促機会が減っている可能性もある」と指摘。米価格上昇のマイナス影響を受けているとみられる。

丸美屋食品は、こうした状況を踏まえ、釜めしの素の提案を強化する。7月末までの期間限定品は「ひよこチップ入りのりたま」(小袋2.5g×2袋)を封入した「とり釜めしの素」と「五目釜めしの素」。「のりたま」発売65周年を記念し1月に発売した期間限定品「ひよこチップ入りのりたま」(20g)の販売は順調に推移。「のりたま」とコラボした企画品をフックに釜めしの素の販売底上げを図る。

同社は、一部のエリアや得意先の動きと前置きしたうえで「直近のところで、政府備蓄米と一緒にふりかけを売りたい、釜めしを売りたいという声、そういう引き合いが出てきている」とする。政府備蓄米の販売をきっかけにコメやコメ関連の商品への関心が高まる可能性もある。釜めしの素の動きにも期待がかかる。

関連記事

インタビュー特集

学生が育てるアーモンドの木 明日の社会へ価値循環 デルタインターナショナル×キャンポスブラザーズ

アーモンドの世界的産地である米カリフォルニア州でも、トップクラスの供給量を誇るキャンポスブラザーズ社。日本の販売総代理店を務めるデルタインターナショナルでは、学生の手でアーモンドの木を育てて商品化することを目指す玉川大学の...

原点は休憩中に見上げたキウイ 全国で食材発掘、生産者と企業つなぐ サッポロビールの地域創生事業

 明治9年(1876年)、北海道で新たな産業を興すべく設立された「開拓使麦酒醸造所」をルーツとするサッポロビール。創業150周年を迎える今も、その“開拓”の精神は息づく。ビール会社としての枠にとらわれない発想力を武器に、事業領域拡張の最前線で奮闘する人物に迫った。一次産業を担う各地の生産者と企業のバイヤーをつなぎ、農林水産物の需要創出をサポートするサッポロビールの地域創生事業。その原点は、外食企業のコンサルティングを手がける部署で九州の拠点に配属されていた、一人の担当者のひらめきだった。

カキ養殖の展望を聞く〈前編〉 “殻付き”市場拡大 環境変化と効率化に対応 シーパジャパン・吉本剛宏社長

瀬戸内海で養殖カキが甚大な被害を受け、生鮮市場だけでなく加工メーカーや流通にも影響が及んでいる。こうした中、従来の養殖方法とは異なるシングルシード養殖法が注目されている。

繋げる、繋げる、繋げる たこ焼きコミュニケーション足掛かりに TKO・木本武宏さんが次のフェーズへ

STUDIO TAMUROはお笑いコンビ「TKO」木本武宏さんの活動拠点。木下さんの実妹・大岡真裕美さんが代表を務める「オフィスTAMURO」が運営し、トークライブや、YouTube番組作成スタジオとして利用してきた。昨年5月からは新たな活動として、毎月3日だけ営業する「たこ焼き店」がスタートした。

SST=“サミットの仕事が楽しい”へ 新たな競争軸を作る 服部哲也社長

――中期経営計画の進捗はいかがですか。― 服部 「良い×強い=最強」という言葉を掲げた中期経営計画「頂(イタダキ)2025」は、最終年度を1年延長して26年度までとした。