17 C
Tokyo
19.1 C
Osaka
2025 / 11 / 16 日曜日
English
加工食品菓子米菓を使用したおこわ風炊き込みご飯などレシピ提案も多彩 菓子総合展示会「アリスタフェア2025」開催 山星屋
2025台湾食品調達商談会 in Osaka by 台湾貿易センター

米菓を使用したおこわ風炊き込みご飯などレシピ提案も多彩 菓子総合展示会「アリスタフェア2025」開催 山星屋

 菓子卸最大手で自社企画品(モントワール商品)を手掛ける山星屋は6月18日と19日の2日間、パシフィコ横浜(神奈川県横浜市)で菓子総合展示会「ARISTA FAIR(アリスタフェア)2025」を開催し、メーカーや小売業に向けて、菓子の魅力をより引き立たせる企画や菓子各カテゴリーの課題解決策を提案した。

 今年は「菓子PRIDE~躍進の証(おかし)~」をテーマに掲げ、菓子が持つ多様性を訴求。
 会場は、企画提案ゾーン、モントワールゾーン、催事・銘店ゾーン、メーカー出展ゾーンの4つのゾーンで構成される。

 企画提案ゾーン内にある、菓子以外の売場への展開を提案するコーナー「菓子革命~菓子出没注意~」では、生鮮・加食・乳製品・パン売場に向けた菓子のアレンジの試食を配布。

米菓「角餅」をコメと一緒に炊くだけで作るおこわ風炊き込みごはん
米菓「角餅」をコメと一緒に炊くだけで作るおこわ風炊き込みごはん

 その中で、丸彦製菓は加食売場に向けて米菓「角餅」をコメと一緒に炊くだけで作る“もちもち食感”のおこわ風炊き込みご飯を紹介した。

 乳製品売場に向けては、カンロはシロップにした「カンロ飴」を使ったクリームチーズクラッカーを提案。
 明治は“菓子のマンネリ打破”と題し「ミルクチョコレート」と牛乳などを使って作る“チョコかき氷”をアピールした。

 そのほか企画提案ゾーンでは、山星屋独自調査による「菓子業界の未来展望」コーナーや、得意先限定のエクスクルーシブ商品(留め型商品)の成功事例をまとめたコーナーなどを展開。

明治が提案する“チョコかき氷”
明治が提案する“チョコかき氷”

 モントワールゾーンでは、新登場の女性向けセルフケアグミシリーズ「Gummy‐na(グミーナ)」を大々的に展示。6品を取り揃え、それぞれマルチビタミン、コラーゲン、GABA、食物繊維、鉄分などの栄養素入りとなっている。

 催事コーナーでは37社が季節性を演出する商品約1000品を提案し、銘店コーナーでは36社が地域銘菓約600品を他店と差別化できる商品群としてアピールした。

 メーカー出展ゾーンにはメーカー186社が秋冬の新商品を中心に約4900品を展示した。

関連記事

インタビュー特集

カゴメ次期社長 奥谷晴信氏 国内、新たな成長軸を模索 国際、M&Aも視野に成長を

カゴメの次期社長(2026年1月1日付)に内定した奥谷晴信現取締役常務執行役員(一部既報)。アジア事業カンパニーやグローバルコンシューマー事業部、国際事業本部などキャリアの多くを国際事業に携わってきたが、21年以降は国内事業でも手腕を発揮。

ウーケ 花畑佳史社長 パックごはん、第4工場が来春本格稼働 国内外に新規拡大増やす

利便性と品質向上により、年々市場を拡大するパックごはん。最近はコメ価格高騰の影響や防災食への利用増加が相まって、需要はさらに伸びている。

明星食品 新提案「麺の明星 主食麺宣言!」 4つの軸の袋麺アレンジで食事性アップ

明星食品は、こだわりの麺技術で開発した商品ラインアップを全面に押し出し、新たに「麺の明星 主食麺宣言!」と銘打ったプロモーションを大々的に展開している。

イチビキ 中村拓也社長 豆みそ・たまりNo.1の矜持を 人口減睨み業務用・海外強化

安永元年(1772年)創業の醸造・食品メーカー、イチビキ。今年6月20日付で同社社長に就いた中村拓也氏は、98年入社。

「大豆ミート」対談 マルコメ・日本製鋼所 次世代型食品へ課題と提言

健康志向が高まり、プラントベースフード(PBF)にも関心が集まる中、2023年9月に大豆ミートメーカー5社が発起人となり、「日本大豆ミート協会」が設立された。

〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点

〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点