10.6 C
Tokyo
9.6 C
Osaka
2026 / 01 / 14 水曜日
ログイン
English
加工食品冷凍食品味の素冷凍食品 資源循環スキームを構築 環境負荷の低減を目指す

味の素冷凍食品 資源循環スキームを構築 環境負荷の低減を目指す

味の素冷凍食品は5月20日、えびの市文化センター(宮崎県えびの市)で資源循環スキームに関する発表会を開催。「AJINOMOTOギョーザ」の焼き体験や採れたてのキャベツの試食、圃場見学を併せて実施した。

同社ではサステナブルな社会実現に向けて製造過程から出た廃棄物を飼料化、肥料化する再利用に取り組んでおり、国内6工場において2021年から4年連続で資源化率100%を達成。

今回構築した資源循環スキームは味の素冷凍食品九州工場(佐賀県)の製造過程で発生したキャベツの芯などの動植物性残渣をレクスト(えびの市)が養豚用の飼料として活用。養豚から排泄される豚ぷんで臭いの少ない良質な堆肥を製造する。同堆肥を昨年度からサンロード出荷組合(宮崎県国富町)、今年から立久井農園(えびの市)に供給を拡大し、それぞれ収穫したキャベツ7%(立久井農園)とニラ5%(サンロード出荷組合)を今月から「ギョーザ」の原材料として調達する。

伏見和孝取締役常務執行役員コーポレート本部長は「当社4つの独自価値を伝える取り組みとして『環境への配慮』では当社国内工場の製造過程で排出される食品残渣の資源化に力を入れている。今回は九州工場の食品残渣を飼料や肥料として農作物栽培にご活用いただき、採れたキャベツやニラを同工場で使わせていただくという資源循環スキームを実現できたことを大変うれしく思う」とコメント。

資源循環の仕組み
資源循環の仕組み

高橋政光原材料部長は「国内産原材料の安定調達や高騰を続ける飼料・肥料のコスト削減につなげるべく、地域間での協業関係を構築する必要がある。そこでこれまで当社社員が生産地に直接訪問して消費者に生産者の顔やこだわり、栽培状況などを当社ホームページで紹介して生産者とのつながりをつくってきた。環境負荷の低減を目指している当社の持つビジョンに強くご賛同をいただいた企業や生産者と連携する形で九州の地で資源循環スキームを構築することができた」と説明。

味の素冷凍食品では今回の九州でのスキーム構築を横展開していくべく、同スキームに賛同する生産者を募り増やしていく。来年までにギョーザの製造工場である関東工場、中部工場、四国工場、2030年位までをめどにザ★チャーハン等の米飯を作る千葉工場や洋食亭ハンバーグ等を作る埼玉工場にもエリア拡大をしていきたい意向だ。

関連記事

インタビュー特集

繋げる、繋げる、繋げる たこ焼きコミュニケーション足掛かりに TKO・木本武宏さんが次のフェーズへ

スタジオたむろはお笑いコンビ「TKO」木本武宏さんの活動拠点。木下さんの実妹・大岡真裕美さんが代表を務める「オフィスTAMURO」が運営し、トークライブや、YouTube番組作成スタジオとして利用してきた。昨年5月からは新たな活動として、毎月3日だけ営業する「たこ焼き店」がスタートした。

SST=“サミットの仕事が楽しい”へ 新たな競争軸を作る 服部哲也社長

――中期経営計画の進捗はいかがですか。― 服部 「良い×強い=最強」という言葉を掲げた中期経営計画「頂(イタダキ)2025」は、最終年度を1年延長して26年度までとした。

食品産業センター 荒川隆理事長に聞く 「食サス」設立でサステナ課題深掘り フードサプライチェーン全体の連携で

日本の食品産業は、国内外から調達された農畜水産物を原料として、健康で豊かな生活を送るために必要な加工食品を安定的に製造・供給する産業として発展してきた。

小川珈琲、バリスタ育成とコーヒー産地での活動に先駆的に取り組みブランド力向上 基盤強固に新事業を展開 宇田吉範社長CEOが意欲

9月1日から現職の宇田吉範代表取締役社長/CEOは、バリスタとコーヒー産地での活動に先駆的に取り組み、小川珈琲のブランド力を引き上げた立役者。

米国の認証機関として、米国輸出への総合支援に自信 認証だけでなく、企業の社会的信頼を高める仕組みづくりもサポート ペリージョンソン ホールディング(PJR) 審査登録機関

ペリージョンソン ホールディング(TEL03-5774-9510)は、ISO認証、ビジネスコンサルティング、教育・研修事業を通して顧客のサステナビリティ活動の普及に尽力。