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流通・飲食小売店の一部がコンビニ風に 和歌山のヒダカヤ、小型スーパーで大阪進出

店の一部がコンビニ風に 和歌山のヒダカヤ、小型スーパーで大阪進出

和歌山市を中心にスーパー11店を展開するヒダカヤは4月18日、大阪府1号店となる「HIDACA 京橋コムズガーデン店」を大阪市都島区に開店した。

この日オープンした商業施設、コムズガーデンの地下2階に位置する店舗面積108坪の小型店。生鮮は得意の青果、精肉を中心に展開。特に精肉は売場を広く取り、牛・豚・鶏それぞれで鹿児島産の自社ブランド肉を揃える。青果は和歌山県産の小松菜やきゅうりを扱い、冷凍コーナーには和歌山県民なら誰もが知るアイス、「グリーンソフト」も並ぶ。

コンビニ仕様で通勤客を取り込む
コンビニ仕様で通勤客を取り込む

店はJR・京阪・大阪メトロの京橋駅に近く、通勤・通学客も多い。それを狙いパンや弁当、飲料を扱うコンビニスタイルのコーナーを設けた。店は10時開店だが、この一角のみ平日は7時からオープンする。レジはセルフレジ4台とセミセルフが1台。コンビニの利便性と、生鮮や日配、グロッサリーにおけるスーパーの品揃えを併せ持つ。

店舗開発・営業担当の鮎川博氏は「大阪の中心部には、生鮮の揃った小型店はあまりない。当社の強みである生鮮を安く提供し、毎日使ってもらえる店にしたい」と力を込める。

同社にとって大阪進出だけでなく、ミニスーパーの出店も今回が初めて。「この店を成功させ、今後は年に2店ぐらいのペースで大阪に出店したい」考えだ。

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